プロデュース・イチマルイチ(PRODUCE101)|プロデュース101|香川県高松市|一般建築・商業建築・風水建築の設計施工|

プロデュース・イチマルイチ
(PRODUCE101)
香川県高松市庵治町5527番地14
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FAX.087-871-6356

 

スピリチュアルコラム

 

お掃除力

お掃除力
 
お掃除の力
 
 年末年始が終わり、皆様ひと段落といったところでしょうか。
今年も、ますます運気向上して、素敵な一年を過ごしましょう!
 
 風水で開運の鍵となるのは、まず「お掃除」だということは、みなさますでにご承知の通りです。
 
 今日はこの「お掃除」の力について、少しお話していきたいと思います。
 
 ここで素朴な疑問なのですが、なぜお掃除すると開運につながるのでしょうか?
 
 それは、きれいな場所では陽の氣が、汚れた場所では陰の氣が生み出されるからです。
 
 人は、きれいな場所にいると自然とリラックスできたり、向上心が湧いて来たり、気分がよくなり、逆に汚れた場所にいると、何となくやる気がなくなったり気分がすぐれない状態になります。
 
 普段はあまり深く考えないと思いますが、それはいったい、なぜなのでしょう?
 
 たとえば、場所でも物でも、その状態をそのまま何もせず放置していると、場所なら自然と汚れてくるし、食べ物などなら腐敗してきます。
 汚れや異臭を放つ状態になるわけですが、この汚れや異臭から生み出されるものが陰の氣となります。
「氣」というと、目には見えないものですが、同じく人間の感情や気分も、目に見えるものではありません。
 
 嫌な臭いを嗅いで気分の良くなる人は、あまりいないし、いい匂いを嗅ぐと人は気分がよくなって、リラックスできるようです。アロマテラピーなどがそのいい例ですね。
 
 人の気分と「氣」の作用は比例・同調していると別の項目でも取り上げましたが、まさにその通り。
気分の良いところに、よい氣が生まれ、気分の悪いところには陰の氣が生まれます。
ですから何事も、手を加えずにそのまま放置しておくと、よくない結果となっていくのです。
 
 お掃除するって、苦手な人からすると大変な苦痛ですね。
面倒くさい、しんどい、なんで私が?・・・などなど。
 私もかつてはそうでした!
ですから、そういう方の気持ちもよくわかります。
 
 ですが、どうしてお掃除した方がいいのかという理屈がわかるかどうかはさておき、とにかくやっているうちに、自然と「気分がいい」という状態になっていくのです。
何とも言えないすっきり感、充足感、達成感など。
 ただし、これにはひとつ大事な条件がありまして、それは、ある程度継続的にする、ということなのです。
 継続して習慣化することで、良い状態に自分が慣れてしまうと、汚れたときの気分の悪さに敏感になります。
 逆に言えば、汚れた状態に長くいるとその状態になれてしまい、知らぬ間に気分が下降気味になり、停滞し行動することが億劫になり、さらにいろんなことが面倒くさくなり、悪循環に陥るという危険性もあります。
 
 気分が落ち込んだり、物事が停滞気味な時は、とにかくお掃除してみると状態が改善されるということは、整理収納の本やいろんな方面からも言われています。
 「お掃除」の効果は、その場所がきれいになるというだけじゃなく、身も心も、状態も、見えない「氣」も、また、その流れさえも変えてしまうほどの力を持っているのです。
 
  恐るべし!「お掃除の力」ですね!
 
 ですから、おうちの中でぜひ実行して実感していただき、今年の運気をさらに向上させていただきたいと思います(*^_^*)
 
 おうちの中で、特にお掃除していただきたい場所のランキング(私の考える)です。
 
 1.玄関
 2.トイレ
 3.キッチン
 4.リビング
 5.浴室
 6.洗面脱衣室
などなど。
 
 1位の玄関。
 玄関は、すべての「氣」の出入り口ですから、この場所がきれいに保たれていると、入ってきた氣が浄化されて、陽の氣が生まれやすくなります。入り口が陽の氣で満たされると、家中に陽の氣が流れやすくなります。
 特にお掃除したい場所は、玄関の床です。床をきれいに保つことと、靴を必要以上に並べておかないことです。靴をたくさん並べていると、臭気がたって陰の氣が発生しやすくなります。靴には、外出先で付着した、土やほこりと一緒に他の場所での陰の氣も付着しています。ですから、できれば靴底の土やほこりなどの汚れは、家の中に持ち込まず、外で落としてから入るのがおすすめです。
  そして、家に入ったら速やかに所定の場所に靴をしまい、土間に並べないようにしたいものです。
 
2位のトイレ。
 トイレには、健康と金運が大きく関係します。
健康のもとは、規則正しい排泄ですが、きれいな場所で気分よく排泄(出す)すると、循環の法則で、良いものが入ってきます。出す→ 入るという順番です。決して逆ではありません。お金の流れも同様に、まず出す。そうしたら入ってくるという循環です。入ってきたら出せるのに、という順番だと、いつまでたっても入ってこないので、ご注意ください。
 特に念入りにお掃除したい箇所は、もちろん便器です。便器はいつもピカピカにして、汚れが付いたらすぐに落とす。これが鉄則です。
ですから、さぼったリングなどは言語道断。それを防ぐための青い水が出るような手間いらずを謳う洗剤などは使用せず、きっちり掃除道具を使って自分の手でお掃除しましょう。
 そして、健康と金運がよくなるという実感を、ぜひ味わってみてくださいね!
 
3位のキッチン。
 キッチンは家族の食事を作る・保管する、大切な場所。ここが汚れているとどうなるか・・・氣学上の事だけでなく、容易に想像はできますね。そうです、健康を損ねることにつながります。
  特に念入りにお掃除したい箇所は、シンクと排水溝、そしてごみかごです。
シンクは、食事の後、洗物をされると思いますが、洗物の最後の大きな器と思って一緒に洗ってください。ごみかごや排水溝の中も、少しほったらかすとすぐにぬめりが付着しますが、このぬめりが陰の氣を生み出します。ぬめりは、キッチンだけではなく、洗面台や浴室も同様です。
 ごみかごからは、臭気も出ますので、ごみ箱やごみかごもできるだけこまめに洗いたいものです。
 この場所がきれいに保たれていると、陽の氣が生み出され、ここで作るお料理や保管されている食材などが、陽の氣で満たされるわけです。陽の氣で満たされたものを食することで、本当の健康が手に入るようになります。作る人の愛情が込められているということはとても大事なことですが、汚れた場所や、陰の氣がたまった所では、自分自身の愛情を感じる事さえも困難になります。
 食事にも、目に見える食材と、それに付着した目に見えない「氣」があり、それを一緒に食しているのです。ですから、嫌いな人が作ったものが食べられない、食べたくない、というのも、大好きな人が作ってくれたものをおいしいと感じることも、まさにそういった理由からなのです。
 
 
  その他のお部屋や場所も、勿論きれいにお掃除しておきたいのですが、ここでは特にお掃除していただきたい場所のトップ3を挙げてみました。
 
 お掃除は、習慣化してしまうまでは大変だと感じることもありますし、習慣化できていても、体調や気分によっては、やりたくない日、できない日も当然あります。
 そんな時は無理をせず、できなかった自分を責めず、ゆっくりした時間を過ごして心と体を休めましょう。
 運気を上げることは、自分が日々 気分良く過ごすことと考えてください
 
お掃除は、その一環なのです。
しかし、お掃除することで、たくさんのいろんなこと(精神的な)に気付けます。
その気付きは、人によりけり。自分自身がお掃除をすることで気付いたこと、感じたことが、自分の心の陽の氣につながります。
 一度にたくさんできなくてもいいです。引き出しひとつ、本棚一段でも十分。
できることから始めて習慣化し、自分のペースで習慣を少しずつ広げていけばいいのです。
 
 今年は何をお掃除習慣にするか目標を決めて、ぜひチャレンジしてみましょう!
皆様の さらなる運気向上を、お祈りいたしおります。                
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

引き寄せる力

引き寄せる力
 
 
「引き寄せ」について書かれた書籍は、みなさんよく目にされているかと思います。
今日はその「引き寄せ」の使い方や効果について、少し私なりの実感や解釈をお話ししたいと思います。
 
「人は何事も、自分自身が思い描いたことを現実に引き起こしている。」
 
これもまた、よく聞くフレーズだと思います。
皆さんは、実際にその通りだということを、どれくらい実感されていますか?
 
 一口に「引き寄せる」といっても、いろんなものや、いろんなことが考えられると思いますが、今日は特に「思い込み癖・考え方の癖」についてのほうをお話ししたいと思います。
 
人には、思考・感情・感覚など様々な感性があります。
 
私達は日々、様々な人との接点の中、いろんなやり取りや出来事を通じて、いろんな感情や感覚、思考を感じながら生活しているわけですが、良いことはさておき、悪いことやトラブルなど、その多くを、実は自分自身が「引き寄せている」とは思っていないようです。
だから、嫌なことやアンラッキーが続いたら、まるで向こうから勝手にそれらが飛び込んできたかのように「なんで私ばかりが・・・」とか、思ってしまうようなのです。
 
しかし確かに、良いことも悪いことも、すべては自分自身が「引き寄せている」のが現実のなです。
 
私たちが持つ「潜在意識」という世界においては、確信をもって強く思うことを、すべて現実の出来事として引き起こす という力があり、そこがまさに「神様」と「私たち」がつながっている世界(次元)であるということです。
 
しかしそこには、善悪とか、美醜などの判断をするフィルターのようなものは存在せず、とにかくなんでも、強く確信をもって思っていること、しかも長い時間思い続けていることを、確実に現実に現してしまうという、強力なパワーがあるのです。
 
 だから、「どうせ私は・・・」「うまくいかないに決まってる」「きっと今回も失敗する」「どうせこの子はできっこない」「きっとあの人はわかってくれない」
などというネガティブな思い込みもすべて、現実にしてしまうという現象が起きてしまいます。
 
逆に「私は大丈夫。」「うまくいく」「なんとかなる」「あの人はやれる」「きっと受け入れられる」「今回も成果は上がる」「ちゃんと治る。」などポジティブな強い思いも、本当に現実化してしまいます。
 
 どっちが良いかと問われれば、もちろんみなさんポジティブな方を選ばれるとおもいますが、大事なのはやはり「確信をもって強く思うこと」「ずっと思い続けること」この二点に尽きるようです。
 
頭では分かっていても、なかなか心底確信をもって、ポジティブに自分自身(あるいは他人)のことを思えない
 
実はそこが、改めて考えるべき点なのではないでしょうか。
 
 頭では分かっているけど、心が納得できないということには、ちゃんとした理由が必ずあります。
 「引き寄せ」の力を最大限にポジティブに使って生きるには、まず自分が今現在、どういう思いを強く確信をもってしてるのか?を知ることからだと思います。
 
もし、ネガティブな思い癖が多いとしたら、それは記憶にないくらい幼いころから身に付けた「思い込み癖」であったり、人によっては過去世からのネガティブな考え方の癖を、そのまま今世でも引き継いでいる方もいらっしゃると思います。
 
ネガティブな部分が全くないという人などいないと思いますが、ネガティブな部分が心の多くや大半を占め、自分自身の思考が理由で、生きにくくなっているような場合は、その自分自身のもつ「思い込み癖・考え方の癖」に目を向ける必要があると思うのです。
 
誰しもが「幸せになりたい」「順調でありたい」「成功したい」など、ポジティブな思いを常に強く思うことができたらと考えるのではないでしょうか。
 
しかし考えてみると、潜在意識の力によって、そのネガティブな自分自身の「考え方の癖」「思い込み癖」が現実化しているのであれば、その呪文を解くのもまた、自分自身。
思い込み癖のきっかけは、親や近しい人などの第三者からであったとしても、思い込んでしまったのは、まさに自分自身。
ですから、自分でかけた自分への呪文を、今度はまた自分自身で解くのです。
 
そして、それと同時に、今度はポジティブな自分への思い込み癖・考え方の癖の呪文を唱え続けるのです。
 
確かにポジティブな思考になったからといって、悪いことやトラブルが全く起きなくなるというわけではありません。
ポジティブな現実を「引き寄せる」ために、必要があって、トラブルに巻き込まれたり、思うような結果が出なかったりすることもあるのです。
 
自分のネガティブな思いを現実化させている場合との決定的な違いは何かというと、悪いことやトラブルがあっても、めげない、必要以上に落ち込まない ということです。
「うまくいく」という確信を持っている人は、決してあきらめません。
 
というか、「できるまでやり続ければ、誰だってできる」ということに尽きるのでしょう。
 
確信がないと、諦めたり落ち込み過ぎたりして、挫折を味わうことになるかもしれません。
ですから、いかに「確信」をもってポジティブ思考を持てるかが、「引き寄せ」には強く関与していると思います。
 
 「引き寄せ」は誰でもが持つ強力なパワーです。
ぜひその正しい使い方を知るために、「引き寄せ」の力を意識的に使って、実感してみてください。
 
いきなり大きなことでなく、まずは些細なことで大丈夫です。
 
本当にその通りだった!
と、確信を持てば持つほど、さらに「引き寄せ」の力は強力になってきます。
 
皆さま 是非、お試しください。
みなさまのラッキーを心からお祈り申し上げます。
 
 
 

風水の視点

風水の視点
 

今回は、風水の「視点」についてお話ししたいと思います。

 今日お話ししたい「視点」というのは、風水の考え方・ものの見方・など 全体を通しての基本的な「視点」という意味合いです。

「風水」=家相 というのが一般的な考え方かもしれませんが、実は「風水」というものは、もとは陰陽五行からなる学問であり、環境科学を住まいに取り入れた考え方、すなわちそれが「家相」という事で知られています。

 しかし、おおもとの「陰陽五行」というものは、自然の摂理からなる思想であり、とても短く言えば、「人はこう生きると幸せになる」という事を説いた学問というか、哲学なのです。

ですから、風水の家相を考えるうえで非常に重要なことは、玄関やリビングは南東で鬼門にトイレはダメだよといった、どんな間取りにするか?という、形ありきなところだけではなく、その土地・その場所にしかない環境を、家の中にどう取り入れて快適に暮らすか?という 間取りよりも「少し広い視点」が必要なのです。

もっと言えば、ご家族一人一人の個性や性質・考え方や感性を活かし、快適に暮らせる間取りを考え、そして、それを作り上げて暮らし始めたら、その快適さをどう維持するか?あるいはもっと快適に暮らすにはどう住まえばいいか?を視点に入れて考えると更に善いと思われます。

「西に黄色」とか「南の玄関には一対の置物を」とか、風水は 誰でも簡単に良い氣を家の中へと呼び込み、運気を上げたり、健康運をアップさせたりする事ができる身近な開運方法ですが、それをもっと強力に、より効果的に活用するには、より「視点」の広い取り入れ方をお勧めしたいと思うのです。

具体的に言えば、先ほどの「西には○○○」「南には○○○」といった、その場所場所のポイント的な活用方法は、視点でいうと「点」だと考えてください。

その「点」という視点を「線」につなげていくには、部屋ごとの「点」だけではない、家全体の「氣」の循環を考えた家相にする必要があります。

そして、家全体の家相を考えるという「線」だけではなく、さらにそれを「面」という立体的な考え方にすることで、本物の風水家相が出来上がるのです。

「線」から「面」への考え方とは、家全体の「氣」の流れを考えるという視点からさらに、家族一人一人の個性・性質・考え方・感覚を家相に取り入れるという事や、その土地・その場所の環境を考慮(日当たり具合や、風の入り方・吹き方、湿度やロケーションなど)し、そこで住まいという事を最大限楽しんで活かせる家を作る という考え方になります。

そして、家を作り上げたら終わりではなく、そこからがさらに重要で、「陽の氣」を良い状態で循環させ続け、末永く快適に住まうには、「掃除・片づけ」が最重要項目です。
汚れたり・片づけができていないと、たちまち「陰の氣」が立ち込め、運気も下降し、快適に暮らせなくなります。

ですから、「面」の考え方の中には、「いかに掃除・片づけがしやすい環境か」という事を盛り込む必要があり、収納の量や取り方(たくさんあればいいというものではありません)なども、よくよく考えてみる必要があるのです。


今日は、「風水」を最大限の活用方法で「家」に生かすかということについての「視点」をお話しました。

すでにお住まいの「家」についても、これから計画する「家」についても、できるだけ広い視点での風水を活用していただき、本当に快適な暮らしをお送りいただきたいと思います。

私どもでお手伝いできることがありましたら、是非 ご相談くださいませ。m(__)m

「収納」や「片づけ」につきましても、私方で「整理・収納アドバイザー」がおりますので、その部分に関心のある方も、またお気軽にお声掛けください。
 

 

「旬」

「旬」
 
ずいぶんご無沙汰しています。
季節は、もうすぐ春を迎えようとしていますね。
皆さま、お元気でお過ごしでしょうか。

動きはのろのろですが、「虫」も顔をのぞかせ始め、季節の到来を感じさせてくれます。


今日は「旬」のものについてお話ししたいと思います。

「旬」といえば、食べ物。

これから店先には、たくさんの春の旬の食材が出始めますね。

菜の花、つくし、ぜんまい、たらのめ、さより、さわら、あさりやわかめも、春が旬なんですね。

いつでも手に入るので、いつが旬なのかわからないという感じもありますが、やはり、何にでも「旬」はあるようです。



「旬」とはすなわち、一番いい時期であり、適した時とも言えるでしょうか。

食べ物ならば、おいしく食べられる時期。
収穫の時ですね。

一番いい時期、でいうならば「旬」とは、食べ物に限らず、人や物事の状態にも指して使われます。


「旬」がいつ来るのかは、そのものによって違っています。

たとえば私たちの「旬」が人によって違っているように。


成果が出た時や、収穫を迎えた時を「旬」というならば、それを目標とした「準備」も必要になります。

季節も春夏秋冬があるように、人のバイオリズムにも確かに「時期」というものがあるようです。

今は寒い冬ですが、もうすぐ春を迎えます。
冬の間、長く蓄えてきたエネルギーを、ようやく使う時がやってきました。

春は、暖かくなるとともに、自然に体も心も躍動のリズムを刻み始めます。

花が咲き、木の芽が吹き、風も温み、「内」に込めていたものが少しずつ「外」へと向かい始めます。

そして、少しずつ活動を始めた状態から活性期・最盛期を迎える夏が来て、活性や最盛のピークを終えたら、ようやく秋の収穫の時を迎えます。

春の芽吹き、種まきから始まった努力の成果をかみしめながらの収穫をじっくりと味わい、また次回めぐりくる春に備え、エネルギーを蓄える冬の季節が訪れます。

こうしてそれぞれの時期に応じた動きがあり、すべては自然の流れとともにあり、それに即した生き方をするのが最もよい流れを創るとされています。

私たちには四季があり、季節に応じて生きるという楽しみに恵まれています。

楽しいだけでなく、自然のもつエネルギーと共に生きることができる環境にあります。

それぞれの「旬」をよりよく味わうために、適切な時期に種をまき、それを育み、収穫し、休ませる。

それを生き方とし、私たちも実践したいものです。

自分の目標に合わせて種をまき、育み、収穫し、練り直し休める。

旬の時期の食べ物は、その時々に必要なサポートをしてくれます。

春には、躍動に必要なパワーを与えてくれるものが「旬」を迎え、それを食すことによって、より躍動のパワーを得られるようになります。

夏には、最盛期の熱くなった体を冷ませてくれる食材が「旬」のピークを迎え、私たちの心や体をサポートしてくれます。

秋には、収穫の喜びをみんなで味わい分かち合えるような「旬」の素材がピークを迎えます。

冬には、疲れた体を温め、休め、エネルギーや滋養強壮に良いものが多く「旬」を迎えます。



このように、自然に即して生きるという流れが一番スムーズな生き方であり、心身ともに健康である源だと思います。

春の季節の訪れとともに、今年はどんな収穫を迎えるか、楽しい目標を持って、それにふさわしい種をまきましょう。
 
 

循環

循環
 

万物は、全てが循環しています。

勿論、善くも悪くも、どちらにも循環しています。

最近の「風水」は、あらゆるところで取り入れられ、家相のみならず、色彩を応用したファッションやメイク法、食事法、調理法、掃除法など・・・
様々な分野に応用され、紹介されています。
「風水」自体、陰陽五行説から発展した環境学ですから、その根本にあるには、「自然」に即した「自然」とともに生きる生き方・考え方というものがベースになっています。

その考え方を、それぞれの方向に向ければ、それぞれの「風水的な考え」としてまとめることができます。

少し以前から紹介されている「断捨離」という考え方も、風水的な考え方と一致するところは多いし、風水で一番に言われる「清潔・掃除」という行為には、必ず「いらないものをより分け、整理整頓し片付け、不要なものは適宜適正に処分する。」という行為が必要とされます。

今日お話ししたい「循環」という内容は、その風水的な考え方の一部分ですが、それを少し知っているだけでも、日常的に自分自身の手で運気を好転させることができるようになるので、是非 活用していただきたいと思います。


「好循環」「悪循環」
どちらをよく耳にするかといえば後者かもしれません。

今日は、悪い循環を善い循環に変えていく為にできる、日常の何気ないことを何点かご紹介します。


例えば、時計。
「時」は人間社会でとても大切なものです。特に「仕事」に関しての運気などに大きく影響を与えています。
時計は止まっていると、「動くはずのものが止まっている」という氣を発し始めます。
時計だけではありませんが、動いているもので、人が日常的によく利用するものや必需品の様なものなど、それらが何らかの原因で止まってしまった場合、出来るだけ速やかに修理するか、電池を取り換えるなどの処理をしてください。
止まったままの時計を長い機関放置していると、いろんなことの動きが悪くなり始めます。
仕事の流れ、出来事のタイミングのずれ、人間関係の停滞化など、「時」という流れが止まらないよう気を付けてください。
どうしても動かすのに時間がかかる、修理のタイミングが長いなどの場合は、その場から取り外し、箱に仕舞ったり、とりあえず収納しておく事を考えてください。
そのままの止まった状態での放置はできるだけ避けましょう。


例えば、枯れた観葉植物や花。
花や観葉植物などは、家の中の悪い氣を吸って善い氣に変えてくる浄化の働きをしてくれるものです。
それらのものにも命があるので、当然いつかは枯れる時も来るでしょう。
縁あって自分の家に来てくれて、浄化の役割を果たしてくれた命ですから、その寿命が終わった時には、感謝の意を込めて早めに処分してあげてください。
処分の方法としては、ものの大きさにもよりますが、出来るだけ早く自然(土)に返れるように処分してあげたいものです。
無理な場合は、生ゴミとして処分するという事にはなりますが、いずれも「ありがとう」という気持ちで処分してください。
枯れたものをそのまま放置しておくと、その場に「死・枯」という氣を発し始めます。
ですから即ち、物事の衰退化、老朽化を招きやすくなるということになります。


例えば、放置された或いは循環されていない水。
今まで何度か触れましたが、「水」は金運と密接に結びついています。
水の放置(溜め水)は水の氣を淀ませ、腐るというところまで行かなくても「淀み」という悪い氣を発するようになります。
目には見えないじめじめした氣が、金運の停滞や悪循環、依存症を生む、などの原因になるのです。
浴槽の溜め水、循環機のない水槽、雨水の貯水、など、なるべく注意が必要です。
出来れば浴槽の溜め水はせず(風水では、残り湯での洗濯も、落とした厄を再度付着させる行為として、禁じています。)水槽なども必ず循環機を付け、まめに水を交換するようにとしています。


例えば、切れた電球。
明るく照らすはずのものが暗いままだと、その壊れたものが「暗いままでいる」という氣を発するようになります。
電球の予備は、常に1〜2個は常備し、切れたら即、取り換えられるようにしておいてください。


例えば、使われていない(循環していない)引き出しや収納の中の目いっぱい詰まったモノ。
それはモノの内容にもよりますが、大概 出し入れがされず、積まれたままの状態が長くなるようだと、悪い氣を発するようになって来ます。
収納の中も、出来れば定期的に出し入れをして「空気」を通し、善い氣に変わるようにしてほしいものです。
パンパンに詰まった状態だと、何も新しくて善いものが入ってくるスペースがありませんし、「新しいものが入ってきてもいいよ」という氣を発しません。
ですから、収納や引き出しは、常に不要物は処分し、空きスペースを3〜4割作っておくのがベスト。
なかなかそこまでモノを減られないとしても、せめて1〜2割は空きスペースを作って、善い氣が入る場所を確保してください。


今回ご紹介したのはほんの一部分ですが、悪い循環も善い循環も、し始めれば、それが時間の経過とともに加速していきます。
ですから、悪い循環を発しそうな要素のものは、素早く対処・処分が原則です。


それらを意識して生きるということは、常にものや人に対する注意や意識(愛)が必要になります。
いろんなことで忙しく、自分のことで手いっぱいな毎日という場合もありますが、ほんの少し、心に留めているだけで、いろんな事が全然違ってきます。

それこそがまさに「風水的な生き方」です。
善い氣は、一日にしてならず。
継続は力(愛)なり。

一日一日を丁寧に
一日一日を大切に
周りの人を愛するように、自分の事を愛してください。
自分のことを愛するように、周りの人や生き物、万物を愛してください。

皆様に善い氣の循環が訪れますように・・・。


感謝
 
 

ラッキーアイテム

ラッキーアイテム
 

今回は、風水における 一般的な「ラッキーアイテム」について、お話していきたいと思います。

風水のラッキーアイテムには、いくつかの種類がありますが、代表的なものとしては、(八角のものは特に)・水槽(きれいに保たれたもの)・モビール(動きのあるもの)・ ドアベルや風鈴など(音の出るもの)・などの用途に応じた各種置物(金運、全体運を上げる等) 様々あります。


ラッキーアイテムも、その意味と用途を知らなければ、返ってアンラッキーアイテムになり兼ねない ということも、知っておく必要があるでしょう。

まず、なぜ、ラッキーアイテムを置く必要があるか?というと、良い氣の流れを創ったうえで、さらにその氣の質を向上させたり、どうしてもその場所の良い氣を創りだせる環境が整わず、その場の氣が淀みがち、という場合、ラッキーアイテムを配置することによって、氣の浄化を図ったり、中和をさせたりして、悪い氣や淀みがちな氣を好転させる、ということができる訳です。

しかし、どんなラッキーアイテムをどんな場所に配置するのか?
という点については、少し知識が必要だと思います。


の役割は、いろんなものを反射することができます。
反射させたいものがあるとき。それは例えば、玄関などから入ってきた「氣」をよりよい状態で、家の中にまんべんなく導入する為に、玄関から室内方向に向かって、ダイレクトではなく、反射させて「氣」を取り込むことで、さらに効率よく良い「氣」を取り込むことができるようになります。
一概に、右側・左側というよりは、その家の創り、間取りによると 私は考えています。

あまり大きすぎると凶運となりますので、60センチ四方程度までと考えてください。
形は四角・楕円・丸などとし、八角が一番良いとされています。
場所にもよりますが、三角は一般的には避けておきましょう。


水槽は、水が大切な要素です。
水は、イコール お金と密接な関係がありますので、水槽をラッキーアイテムとして考える場合、ちゃんと水の管理ができるか?を、まず考えなくてはなりません。
常にきれいな水であることが絶対条件です。
濁った状態や、淀んだ状態であると、ラッキーアイテムどころか、返ってアンラッキーアイテムになってしまいかねない、ということをよく覚えておいてください。
水がきれいに浄化されていて、その中で元気に魚が泳いでいるならば、上昇運気を生み出してくれます。特に金運に関係してきます。

置き場所としては、玄関ホール、リビング、ダイニングなど、観賞できて、管理がし易い場所が良いと思います。

方位は、鬼門方向のみ注意が必要です。
鬼門でも、おいてよい場合はありますが、それにはいくつかの条件がありますので、一般的には避けておきましょう。

あまり日差しの良く当たる暖かな場所も、汚れやすいので避けたいところです。
西は金運と関係が深いので、良いと思いますが、くれぐれもアンラッキーアイテムにならないよう、ご注意ください。

モビールなど、風の影響によって動きを起こすものも、場の氣を分散・拡散させてくれるラッキーアイテムとして役立つものです。
使う場所は、気が淀みがち(風通しの悪い場所など)なところや、逆に 良い氣が集約されてくるところなどに置き、その氣が各所にまんべんなく分散されるようにしたいというところに配置されると良いでしょう。

方位の色などにあわせておいていただけると、さらに相乗効果が見込めると思います。

ドアベルや風鈴
などもまた、風の動きや出入りの動きで「音色」を奏で、その「音」によって氣を浄化してくれるアイテムとなります。
玄関ドアや勝手口などにつければ、氣の浄化にもなるし、用心もいいし、一石二鳥です。
風鈴なども、風に揺れて奏でられる心地よい音色を聴くことで、季節を感じる心の癒しにもなり、氣の浄化にもなり、これもまた一石二鳥です。

こちらは方位は特に問いませんが、静かにしておきたい鬼門方法は、避けておくのが無難でしょう。

注意事項としては、「音色」です。
自分の感性で、良いと感じる音色のものを求めてください。
高すぎて耳障りと感じるもの、大きすぎる音、小さすぎて聞こえないもの、心地よいと思えない音のものなど、これらもアンラッキーアイテムになりかねませんので、ご注意ください。

最後に 各種の置物についてですが、一般的によくある、玄関付近に置く一対のシーサーのようなものは、魔除け(悪いものが玄関から入らないように見張ってくれるもの)としての役割があり、龍や蛇の置物には、金運を呼び寄せるパワーがあるとされています。
子宝に恵まれたいと望む方には、ザクロや桃の置物を寝室に飾ると良いとされています。
干支や象、インディアンのつかうドリームキャッチャーなど、考え方としては同様に、様々な意味合いや思いの象徴 と考えてください。

いずれのラッキーアイテムも、汚れたり埃をかぶった状態にしてしまうと、たちまちアンラッキーアイテムになります。
願いを込めて、大切に、きれいに扱うことで、良い氣を生み出してくれる道具となります。

道具が思いをかなえてくれるというよりは、自分の思いの象徴的な形であると解釈してください。

どのような状況も、まずは自分自身から発するもの、ありけりです。

ラッキーアイテムは、即ち 自分自身や家族の幸運を願う心そのもの。


そう思いながら、配置し、楽しんでみてください。
 
 

天気と気分

天気と気分
 
今はまさに「梅雨」です。

今年の梅雨は、しっかり降っている気がします。

前月は、時期早めの台風襲来もあり、今年は降水量が全国的に多いのでしょうか?

 今日は「天気と気分」についてお話ししてみたいと思います。

普段、私達の気分とお天気は、どのように関係しているのでしょう。

 一般的には、やはり、曇りや雨降りが続くと 私達の気分の状態としては、「テンションが下がる」、或いは「落ち着く」、「憂鬱になる」、など下降傾向となることが多いようで、逆に、晴天が続くと 「テンションアップ」「爽快な気持ち」「行動を起こしたくなる」など、上昇傾向になることが多いようです。

こういった状態は、普段から当たり前のように私達も実感している事だと思います。

ではこの、当たり前のように感じる「天気と気分」の関係は、どのように解釈できるでしょうか?

 単純に、「雨だから、なんとなく気分が乗らない。」とのんびり過ごすのもいいのですが、お天気による 気分の上昇・下降を理解し、自分の気分のコントロールや体調管理などとうまく結び付けて生活できれば、お天気を有効活用できるような気がします。

よく北欧人は、日光を求めて旅行するといいます。

 北欧は、冬が長く、日射時間が短いため、人々の気分も沈みがちになるのでしょうか。
「自殺」する人が多いという記事も時々見かけます。
同様に、イギリスのロンドンも、霧や曇りがちな所としては有名ですが、やはりこちらでも 自殺者数が多いということです。
いろんなメディアでも、気圧が与える人間の心理状態への影響は、取り上げられているようです。

「自殺」というと、少し極端に聞こえるかもしれませんが、「気分が落ち込む」という傾向としては、「お天気」による人体や気分への影響は否めないと思います。

 勿論、お天気だけに気分が左右されている訳ではなく、もともと、その人本来の「心の状態」というものがまずあって、その上に外的要因としてのお天気からの影響があると思うのです。

 本来の心の状態が比較的安定していれば、多少 気圧が低い状態が続いても、そう大きな気分下降傾向にはならないでしょう。
しかし、もともとの心の状態が不安定あるいは、下降傾向が強い人については、その上で低気圧が続くと さらに外的な要因からの影響も受けるので、辛い気分がさらにつらく感じられ、無気力や倦怠感など、身体的にも辛い症状が現われてきやすいようです。

ですから、ふだんから、自分でも気分的に不安定さを感じる・あるいは心配事が多くて体調不良がある、といった自覚症状のある方などは、低気圧が続く梅雨の時期の過ごし方に、ほんのひと工夫するだけでも、急激な気分下降傾向を和らげることができるかもしれません。
その過ごし方の工夫として・・・


 *今のように梅雨の時期など、じめじめした季節は特に、不快な状態をできるだけ避けること。
 湿気た状態の部屋に長時間滞在しないこと。特に高温多湿状態は心身ともに悪影響ですので、エアコンで除湿をしたり、快適温度や湿度を保つことも大事です。

 *できるだけ、好きなことをして過ごすこと。
 とにかく気分的に落ち着くことや、疲れない程度に集中できるようなことをして過ごすと、時間経過が速く感じられ下降傾向を緩和できるでしょう。

 *アロマオイルなどエッセンスの力を借りて、リラックスできる空間作りをすること。
 香りは、好きなものでもいいし、スッキリ系でじめじめした気分をリフレッシュするとより良いでしょう。

 *雨で出歩きたくないときだからこそ、普段できないお家の掃除や引き出し・押入れなどの整理・片付けなどにチャレンジしてみる。
 始めるまではなかなか腰が上がらなくても、始めてしまえば、大丈夫。一気にやろうとせずに、コツコツ行きましょう。

 *室内でできる、軽い運動や体操なども、気分転換やリフレッシュには効果的なようです。


上記はほんの一例ですが、要は、自分の好きな事をして、できるだけ気分が下がらない、或いは良くなる状態を、普段以上に保つことが工夫出来ればよいと思います。
 
 「気分は大事」という項目でもお話ししましたが、日々の「心の状態」が人間にとっては、何より大事です。

「お天気」という外的要因によって、気分が低下しがちな時こそ、それを理解した上で、時間の過ごし方、心の状態の保ち方を考えていただきたいと思います。

梅雨のじめじめした時期、できるだけ心身共に快適に生活できますように・・・。
 
 

既成概念

既成概念
 

「既成概念」

今までのパターンで出来上がった概念。

今日は、家づくりをする上での「既成概念」を、風水的に考えてみたいと思います。


大概のお客様が、初めのヒアリングで、ご希望される「間取り」についてお話される場合、まず 1階にLDK・水回り・和室(小さくていいので・・・) そして2階に主寝室・クローゼット・子供室(1〜2部屋)・トイレ(できれば洗面所も)・・・という、内容が一般的です。

その通り、各それぞれを常識的なスペースで配していくと、結果、35〜40坪くらいになるという内容です。

ですから、仕様や仕上げ方、使う素材は違うから、雰囲気は違っていても、大枠の間取りで言えば、どこもそんなに大きな違いがないというのが通常ではないでしょうか。

今回は、その「間取り」や動線について考えるときの ちょっとしたヒントを「風水の知恵」を交えながら、お話していきたいと思います。


必要な間取りは、毎日の家族の生活動線から考える

家族の生活動線とは、誰がいつ何をどのようにどうするか?という家族それぞれの[5W1H]の組立から始まるのではないか、と思います。

本来、既製品の家は別にして、自由設計の家づくりをする場合、「自由」という枠の大きさは 各企業にもよりますが、いくら「自由に」といわれても、自分たちが自由に考えられないのは、「建築のプロじゃないから」ではなく、今までの「既成概念」が出来上がっていて、既製品の家に住んでいた時間が長かったため、それ以外のどこをどう崩して 自分たちの暮らしやすい家をつくれば良いのか 自由な発想自体が湧いてこない という事だと思います。

ここでは「既製品の家や間取りが悪い」 という事が言いたいのではなく、せっかく新しい家を考えるなら、「既成的な家の創り」に自分たちを合わせて生活するのではなく、自分たちの生活スタイルを「家のスタイルや間取り」に反映させたものにしてはどうか?ということがいいたい訳です。


当社でプランニングをさせていただく場合、ヒアリング項目が非常に多く、家づくりとは関係ないことまでいろいろお伺いしたり、朝起きてから 夜寝るまでの生活動線や生活スタイル全般を 細かい単位でお伺いしていくのは、それを、間取り計画に反映させて、そのご家族独自のプランニングを製作していく為の必要項目なのです。

そうして出来上がってきた新しい暮らしのプランには、できるだけ「既成概念」を持たず、長い目で見て便利に暮らせ、安心してくつろげる、ストレスの少ない家づくりのご提案が出来るように、何度もコミュニケーションを交わしながら 煮詰めていく事が大切と考えています。


「既成概念」をはずして考えるには、まず自分たちの「好き・嫌い」にこだわる

とはいえ、まず何から考えていけばいいのかわからない、のが「家づくり」の普通だと思います。
ですから、できるだけ「今までどうだったか」をさて置き、何が好きで何が嫌いか?を毎日の生活の中で考えていく事からお勧めしています。

毎日の生活のどこがストレスか?
何を、どこを諦めているか?
もし可能なら、何をどう変えたいのか?

なんでも構いません。

家の中の、ゴミ捨て場所や仮置き場のストレス。
家事動線のストレス。
コンセントやスイッチの高さのストレスなど、「もうちょっと○○だっとらなぁ・・・」を、たくさん考える事だと思います。

極端な話し、洗面脱衣室が6帖あってもいいんです。
ウォークインクローゼットの扉だってなくてもいいし、ツイタテ一枚でもいいんです。
キッチンだけで14帖あってもいいし、収納さえ確保できれば玄関はそんなに広くなくてもいいんです。
今は廊下をいかに削って、部屋内を廊下代わりにするかを考える事が多いのですが、逆に 長い廊下をつくって、縁側などをとり、奥行き感やぜいたく感を楽しんでもいいんです。

全ては、自分たちが「何が好きで、何が嫌いか」が基準になればいいと思います。


そこに「風水の知恵」を上手に取り入れ、エネルギーの流れや方位のとり方に気を配り、目に見えない部分においても快適に暮らせる環境を整えれば、言うことなく「オンリーワン」の自分たちスタイルな家がつくれると思います。


最後に、一番大切な事は・・・

そうして「家づくり」を「既成概念」を崩しながら「これからの自分たちスタイル」を模索し、完成したのち・・・

一番重要な事は、そこでの「住まい方」に尽きるでしょう。

自分たちの「思い」で出来上がった「家」は、即ち「自分たち自身」なのです。

「家」を大切にする事は、「自分」を大切にする事につながります。

「掃除」も好きなひと、苦手なひと 様々ですが、好きなひとには好きなひとなりの、嫌いなひとには嫌いなひとなりの、それに適した家の創り方を考えてつくっておけば、嫌いなひとのストレスは少なくて済むし、好きなひとは より楽しんで掃除が出来る家になるのです。

「既成概念」でできた「既成の家」に 自分たちの思いを無理やり押し込んで暮らしていると、やはり、暮らしていくうちに家が古びていくうちに、ストレスが解消されるどころか増えていくことだってあるかもしれません。

家をつくる時、一生懸命、自分達の家族の事を、あれこれ考えてみてください。

そしてそれをできるだけプランに反映させて、自分たちの「家」をつくって行きましょう。

長く住んでも 飽きが来ない、住めば住むほど愛着を感じるような・・・そんな家になるよう、出来上がった家での暮らしを、「家」を楽しんでください。
 
 

「感性」を磨く

「感性」を磨く
 
今年も、桜の季節が到来しました。

毎年この時期 当たり前のように桜は咲いてくれますが・・・よく考えると、それってすごい事だと思いませんか?

「自然は偉大だ」と、誰もがわかっている事ですが、その偉大さは、何といっても、「変わらずあり続ける事」だし、「同じ事を繰り返しながら、次世代へと引き続いている」という事でしょうか。

桜の花は 毎年同じに見えて、同じ花は咲きません。

今年の花は、一度きり。

でも「生きる」という営みを続けながら、また来年の花へと引き継がれていきます。

「自然」はそれ自体 「生きてるぞ!」と、主張はしません。

ある事が当たり前で、それとは気付かないほど平凡です。

しかし、本当に よくよく考えてみると、その営みがあまりに「偉大」過ぎて、それとは気付けなくなっているのでしょう。


勿論、私達「人間」も その自然の一部です。

同じ花が 二度と咲かないように、私達の一生も一度きり。

その「自然」の中の一員として、そして、「考える」という優れた能力を授けられた 万物の霊長として、この世界をどう生きるか?考え続けなければなりません。


「風水」とは、自然の環境科学。
私たちが、いかに自然に沿って 幸せに生きていけるか?という環境を「住まう」という点から考えられた 学問です。

昔よりも便利な世の中になった分だけ、少々「自然」とは離れがちな 現代。

その現代に生きながら、常に「自然」を感じて生きていくには、人の「意識や知恵」それと何よりも「感性」が必要なようです。


「自然」を感じて生きるとは、四季の移ろいを感じる・旬の素材を味わう・年次行事を楽しむ・・・など、結局 昔の人の生き方に近くなるのかな・・・?

昔は、そうすることしかできなかったから、そうしてきた。という事もたくさんあったでしょう。
例えば、旬の素材の食べ物を頂く というのも、保存する事が出来ない状態だと、その時できたものを食するしかない、とか。

遊ぶ、と言っても 現代のように季節を問わず行ける施設も無い、だから、春が来れば「お花見」、三月には「雛祭り」五月には「端午の節句」夏になれば「川遊び」お盆が来れば「お墓参り」・・・そのような季節ごとの楽しみが娯楽であったり、行事ごとが団欒であったりしたのでしょう。

しかし、現代に生きる私達には、あまりに多くの選択肢があり過ぎて、一年中快適な同じ環境の中で生きようと思えばそれも可能だし、その方が快適だと感じられる人がほとんどなのではないでしょうか。

だから、「自然」を感じて生きようとすると「意識・知恵・感性」が必要になるのです。

年齢を重ねて、初めてわかる事、気付く事もたくさんあります。

私自身、暑いのも寒いのも苦手なのですが、今の年齢になってやっと、四季の移ろいを肌で感じる事が 嬉しく、いとおしく思えるようになってきました。

春の風、夏の風、秋の風、冬の風。

それぞれの感覚を実感し楽しみながら、人生を過ごしていくことの豊かさを味わいたいと思います。

「感性が研ぎ澄まされる住まい」

「風水」の知恵を活かした空間づくりと、その場に「感性」を刺激するような一工夫を、これからは、そんなテーマで考えてみたいと思います。
 
 

人間関係の学び

人間関係の学び
 
 
 今日は、「人間関係」という 非常に大きなテーマについてのほんの一部を、私のスピリチュアル的見地から、少しお話していきたいと思います。

私方にお寄せいただく お問い合わせ、検索ワード、などでも多数を頂いているのが、「夫婦関係」あるいは「親子関係」や「職場の上司と部下」や「友人関係」についてなど、大きな範囲でいえば「人間関係」にまつわる内容です。

その、人間関係が円滑か、問題が多いかで、人生の過ごし方は大きく異なってくる事でしょう。

みながみな、誰とでも仲良く、スムーズな人間関係をつくる事が出来れば・・・そう望んでおられるはず。

しかし、思う事が思うように相手に伝えられない、コミュニケーション能力が十分に成熟していない状態の大人が大半を占める現状の中で、自分の事で手いっぱいな大人同士、どうやって相手の事を理解すればいいのか あるいは、それ以前に、どうやって自分の事を自分が正しく理解すればいいのかが分からない。 というのが 人間関係における問題点の根源なのではないでしょうか。

幼少期の人格形成は、主に親との間のコミュニケーションのあり方で築かれるというお話は 以前させて頂いたかと思います。
そこである程度出来上がった「人格」  自分とはどんな人間か?という「自分像」や、物事に対する見方・価値観・考え方など 様々な事柄の根源がそこに根付く訳です。
恐ろしいのは、そこで出来上がった根源が 自分の人生にとって生きやすいものであればいいのですが、自分を生きにくくするものを根付かせてしまった場合、下手をすれば一生にわたって 悪影響を受け続け、しかもそれは自分の中の「無意識」という世界に根付くので、自分でも なぜ自分がこんな状態になるのか理由が分からない事が多く、ついつい表面的な問題にばかり目を向けて対処し、根本的には何の問題解決にもなっていない事を延々と繰り返す・・・という悪循環に陥ってしまう事も多々あるのです。

例えて言えば、ギャンブル・飲酒・などの依存症や DV問題、浮気癖・盗み癖・露出癖なども その現れでしょう。
だから、依存症にまつわる借金問題など、借金が出来ないように周りの人(親族など)が いくら本人を自己破産させてみたところで、表面的な問題は一瞬片付いたように見えても 今度は軽犯罪を起こすなど、違った形で現れてくるだけの事となります。

依存は心の状態。

その心の状態に目を向けて、根源に着手しなければ、問題児は一生問題児のままです。

表面にはあらわれていない うつ状態でも同様に、その時の表面的な事だけ片付いてもしょうがないのです。根源に着手しなければ。

確かに自分ひとりで問題の根源に気付く事は困難かもしれません。

本人が専門的なカウンセリング(私方にもありますが)を受ける事や、それが難しい場合は 家族がその人の問題の根源への理解を深められるようなプロセスを踏み、心のフォローができれば、時間はかかっても きっと改善されるでしょう。

勿論、本人の「自分を何とかしたい」という強い自覚と覚悟があって、の事ですが。


話は「人間関係」に戻ります。
まず「自分」がちゃんとある、心が自立した大人同士の関係ならば、さほど問題は起こらないし、なにかあったとしても、対処や解決も早いでしょう。

しかし冒頭で申し上げましたが、私達は、「身体」は年の数だけ大人になっていても、「心」が同じように成長してるとは限らないのです。
みんな大なり小なり 幼少期にトラウマやアダルトチルドレン的な部分はあるし、もしそれがもとで大きく自己蔑視したまま成長したとすれば、「心」が順調に成長する事は難しくなります。

だから、同じように同じ年代の人と話をしていても、同じように「心」が成熟した大人同士とは限らず、また、それは目には見えない事なので、時にトラぶっても よく相手の意図が分からない状態になったり、言葉尻や言い方の問題で感情的に もめてみたりするのです。

世の中には 「大人」あるいは「老人」の身体をした 心が「幼児」の人がたくさんいます。
しかし、それにはそのようになった根源があるのです。

だれも好き好んでネガティブな根源を抱えようとは思わないはずですが、無意識に内蔵されていて 一旦持ってしまった根源は、なかなか意識する事が出来ません。

ですから、相手にも、あるいは自分自身にも、全ての考え方・物の見方・感じ方までも、培われてきた過去からの根源に沿って現在があり、それは必ずしもポジティブなものばかりではない という事を認識したうえで、他人とコミュニケーションを交わす必要があると思います。


例えば、親子間でも、夫婦間でも、友人知人、職場の関係でも、全ての他人(自分以外の人間をさします)とのかかわりは まず、お互いに全くもって違った存在である、という認識の下、「わかってくれるはず」「受け入れてくれるはず」「自分と同じ(気持ち・感じ方・感覚)であるはず」という誤解から、自分を切り離す。

わかってはいてもついつい、自分と同じであるはずと考えた上で、相手との違いに悩んでいたり、怒りを感じていたり。これは親子や夫婦のような、近い人間関係にありがちな事です。

わかってほしい という思いや期待が強くなればなるほど、違っていた時の裏切られた感も大きく、ショックを受ける必要のないところでショックを受けていたりするのです。

今、自分が感じているように、相手が自分に向かって表現したとは限りません。
特にネガティブな感じ方については。

相手は悪意なく言っているのに、自分が悪意に受け止めて 一人で腹を立てている場合もあるし、またその逆もあるでしょう。

本当に相手の真意を受け取れるようになるには、自分のトラウマや思い込みの中にある誤解を解き、自分自身の真意をくみ取れるようになる事が必要です。


即ち人間関係の問題とは、目の前の人の言動や行動が原因ではなく、それに対する自分自身の解釈であって、それを自分がどう受け止めたか?という事が変われば、問題は問題でなくなり、意見交換の場になるのです。

いくらトラブルの相手がいて、その人に怒りを感じたとしても、問題の根幹は「自分の解釈」。
相手の態度や言葉などの きっかけ自体が問題なのではなく、自分のとらえ方という内的問題が 事を問題視しているだけだという事も多いのです。

しかし、自分の解釈=自分自身が悪いんだと思って下さいと言っているのでは決してないので、そこは誤解しないようにしてください。
そこを誤解すると、さらに闇が深くなります。
誰が悪いか?誰のせいか?と犯人捜しをする必要は全くありません。

自分が自分に下している、ネガティブな解釈の誤解を解く作業ができれば、人間関係はそれだけでも大きく前進するのです。



自分が日本語でしゃべっているからといって、相手も日本語でしゃべってくるとは限りません。

同じように聞こえても、違う言語しゃべっているとしたら、どうやってあいての意志や感覚・考え方を理解しようとすればいいのでしょう?
それには、相手をよく見て、よく聞いて、関心を持って観察していなければわかりません。

それと同様に、自分の事にも 関心を持って観察(客観視)していなければなりません。


今回は少し家相や建築とは離れて、人間関係の問題を スピリチュアル的見地からも見ていきました。

家や職場など、良い環境を作るのは、家相や状況も大いに大切ですが、なにより大事なのは、「人の心」です。

心が満たされていれば、極端な話、どこにいたって幸せなのですから・・・・
 
 

「波動」と「住まい」のお話

「波動」と「住まい」のお話
 

今回は、人間の持つ「波動」と「住まい」の関係について、お話してみたいと思います。


前回「気分は大事」の章でも一部書きましたが、「住まい」は、そこに住む人の「氣」でできています。

目に見える「家」という物体(建物)は、姿かたちのあるものですが、同じ「家」でも、そこに住む人が変われば、全く違った「家」になります。

例えば「借家」などでもそうですが、住む人によっては、お庭の手入れや室内の掃除・片付けも行き届き、そこに入った瞬間から気分の良い状態でいられるようになることもあれば、逆に、住む人によっては 掃除も片付けもせず、ゴミだらけで 悪環境になってしまう場合もあります。


「家」は、家相や姿かたちも大事ですが、何より重要なのは、そこに暮らす人の「氣」即ち「波動」の状態なのです。

その中でも最も状態を大きく左右するのが、前章でも触れましたが、中心人物となる「夫婦」あるいは「家長」の波動です。


家族が多くても少なくても、そこに住まう人全員に、大きく影響を与え続けるのは「住まいの氣」ですが、その「住まいの氣」を作り出しているのが、何度も言いますが、中心人物となる「夫婦」「家長」なのです。


単純で当たり前な事かもしれませんが、夫婦円満な家には、常に「良い波動」が流れ、「家」全体の「氣」が常に良い状態で流れ、保たれます。
すると当然ながら、そこで共に暮らす家族は、その「良い氣の流れ」の中で暮らす事になるので、自然といろいろな事が順調に進みます。
決して、何も悪い事が起きないという訳ではなく、何かが起きても、解決に向けて動こうとする「気力」が湧き、行動力が生まれ、気持ちも前向きな状態が多いので、結果的に 解決が早い、という具合になるのです。

人から発せられる「波動」は、目に見えないものなのでわかりにくいかもしれませんが、人間の「魂」から出るエネルギーだと思ってください。

簡単にいえば、みんなが普段 魂=心で考えている事・思っている事が、見えないエネルギー体となって電波のように出ていて、その電波は他の人と共感したり反発したりする力をもっている。だから、言葉で実際に言っている事よりも、その電波、即ち波動が相手に伝わり、本当に思っている事が、普段 冷静な人には感じられる。といったものです。

「良い波動」を作るには、「良い思い・考え方」が大切です。

とはいえ、いつもいつも同じように「良い考え方」が出来ればいいのですが、そこは人間ですから いかなる善人をもってもそんな時ばかりではありません。

そんな未熟な状態だからこそ、人と共に助け合う必要が生まれ、人の輪ができていく訳ですから、未熟な状態で、完全な状態だと思ってください。
自分に何か できない事、ダメな部分が仮にあったとしても、だからといって、いけないのではありません。
その部分に素直に向き合い、ありのままの自分を自覚し、受け入れて 肯定する。 なかなか難しいと思われるかもしれませんが、それこそが一番重要な事だと思うのです。

夫婦互いに、できていないところや、不得意な部分を責めあっていたり、お互いのせいにしてののしり合っていたり、喧嘩が絶えない状況を作るのは、お互いの心の未熟さゆえなのですが、本当は未熟だからこそ、お互いを思いやり、いたわりあい、励まし合い、支え合う という事が重要なのではないでしょうか。

これもまた、「わかってはいるけど、なかなか・・・」という現実もありますが、そこをいつからやるか?だし、「相手がそうしてくれたら・・・」という考えだと、一向に進んでは行かないのです。
気付いたら、気付いた人からやるしかない。でもその結果がまた、自分にちゃんと返ってきます。良い事も悪い事も、自分の行いが全て自分に返ってくるのですから、相手の為に=自分の為に です。

そうして、「良い考え・思い」を夫婦が協力し、支え合って作っていく事で、「良い波動」が生まれ、「良い住まい」が出来上がっていきます。

「家相」は「氣」の流れのルート(通り道)を物質面で作るものですが、そこにどんな「氣」を流し込むか?を作るのは、まさにそこに住まう「人」が中心です。

本当に「良い住まい」とは、いうまでもなく そこに住まう「家族の考え方・思い」であり、その中心は「夫婦」「家長」です。


この見える部分と見えない部分、両面からのアプローチで、素晴らしい家、素晴らしい家族、を作ってください。


皆様の「すばらしい家・家族作り」を、心から応援しております。     感謝   
 
 

気分は大事

気分は大事
 

快適に生活する為に必要な条件とは、何でしょう。

好みのスタイル。
ストレスのない動線。
プライベートとコミュニティーのバランス。
暑さや寒さ、湿度などの空気環境。
きれいに片付き、掃除された部屋。
欲を言えば、「氣」の流れの良い家相。
もっと欲を言えば、「氣」の流れの良い地相。

などなど・・・

たくさん条件はありますが

それらを総合的に考えて、どのような状態を指すかというと
「いい気分で暮らせる家」  
という事になります。

いい気分で暮らすために必要な条件は、先程 何点かあげてみました。
外的な要因としては、そのような内容になると思うのですが、実は他に、内的な要因もあると思います。



内的な要因としてあげられる条件とは、どのようなものでしょうか。
それは、家族個人各自の「心のありよう」です。

特に家族構成の中で、この「内的要因」に大きな影響を与える人物はだれかと言うと・・・

「家の主」と「主婦」 です。


その人達の「気分」というもの、あるいは、その人達の「関係性」というものによって、家の中の雰囲気は、良くも悪くも 大きく変わります。

どんなに「地相や家相の良い家に住んでいても、どんなにストレスのない 見た目に立派な家に住んでいても、住む人の「気分=(氣)」がよくなければ、気分の良い快適な家には、ならないのです。

人が快適に暮らしていく為に、地相や家相は、とても重要です。

しかし、実はそれ以上に大事なのは、住む人(特に中心人物となる夫婦)の気分なのです。


言うまでもなく、夫婦関係の雰囲気がよろしければ、子供たちもさほど問題なく成長し、また、自分たちも成人した後、両親のような夫婦関係を築き、良い家族を作っていくと思いますが、逆の場合は、問題です。


「家相」を語る上で、家づくりが「人間関係」あるいは、「夫婦関係」がベースである以上、その点を重要項目として、お話する必要があると思います。

何か、良くない状況が 「家相」によって、改善される事はたくさんあります。

しかし、「家相」が人格を変えてくれるわけではありません。

あくまでも、「家相」は、環境作りであって、「人格を変えてくれるもの」ではないのです。

当たり前のようですが、基本的な個人の考え方や心のありようについて、へのアプローチが出来ない訳ではありませんが、非常に間接的で時間がかかります。

ですから、「家相」に依存するという考え方では、何も変わりませんので、注意が必要です。


個人の「心のありよう」を考え、穏やかに快適に暮らす為に大切なこと。

それは、自分自身を大切にし、相手を思いやる心をもつことではないでしょうか。

こう表記すると、すごく当たり前でシンプルな内容ですが、非常に深いと思います。

限られた時間だけの事なら、誰でもできる事でも、毎日の事となると 自我が出るのが人間です。

皆が何らかのストレスを抱え、あくせくと時間に追われる毎日。

だからこそ、「自分を大切に」することと「相手を思いやる心」は、重要項目になるのではないでしょうか。



例えば私達が「家相」に取り組む時、そのご家族の趣味や関係性に重要項目を置くのは、そういった内容があるからなのです。

単純に「良い家相」という外的要因だけを考えるなら、個性や関係性、趣味などは 聞く必要も知る必要もない事になります。


毎日を快適に暮らす・生きる為に、「家相」という外的要因とともに、ぜひ「内的要因」にも目を向けてみてください。

毎日「いい気分」で生きるために必要なことは何か?

ぜひ、実践してみてください。

 

 

開運!陽の氣をつくる

開運!陽の氣をつくる
 
「陽の氣」の空気を考える
今回は、家の中の「空気環境」と、氣学的な「陰の氣・陽の氣」との関係について、考えてみましょう。
 
 

家の中の空気は、氣学でいう「氣」でもあります。

 例えば、しばらく空家になっている家に、久しぶりに入ったら、なんだか空気が湿っぽく、カビ臭く、どんよりと淀んだような感じの空気になっている、という事ありますよね。

空気の動きがなくなったり(換気)、人の手が加わらなくなる(掃除・片付け)と、「家」はあっという間に傷み始めます。

これは、人が住んでいても同様に、空気環境が悪かったり、掃除・片付けがされていない状態が長く続くと、空気が淀み 「氣」が滞り、その結果、氣学でいう「陰の氣」が作り出されるようになります。

「陰の氣」が家に充満し始めると、実際に そこに暮らす人に大きな悪影響を与えるようになります。

その影響を具体的にあげるとすると・・・

 *体調が崩れやすくなる。(しょっちゅう風邪などの症状をおこす)
 *免疫力が低下する。(病気になっても、治りが遅い)
 *なんとなくいつも倦怠感があり、すっきりとしない。(やる気の低下)
 *疲れがとれにくい。
 *ぐっすり眠れない。
 *そこで暮らす家族間のコミュニケーションが、スムーズにならなくなる。
 *金銭的な問題が増えてくる。
 *頑張っても成果が上がりにくい。
 *なんとなくいつもツイていない気がする。
 *災難(?)や事故が多い

  
などなど・・・。

勿論、「陰の氣」の影響だけでなく、パーソナリティーの問題もあると思いますが、目に見えない「陰・陽の氣」による 人(正確には、物も・動物も全てですが)への影響は、想像以上の大きさがあると考えられます。

私は実際に体感することができるので、なおさらそれらの効果の大きさには驚かされる事もありますが、一般的には「見えないもの」なので、「わからない」と片付けず、意識的に「陽の氣」を作り出し、毎日、良い影響を受けて 暮らして頂きたいと思います。

陰の氣だけでなく、陽の氣にも 具体的な影響が挙げられますが・・・

 *体調が良い(身体に関しては、「陰の氣」のところの逆バージョンです)
 *なんとなくいつもツイている。
 *タイミングが良い。
 *ものごとがスムーズに運ぶ。
 *トラブルがあっても、解決が早い。
 *よい情報は、リアルタイムに手に入る。
 *家族関係が良好。(トラブルがあっても、話し合い和解が早い)
 *努力以上に成果が出る。
 

などなど・・・

誰もが「そうでありたい」と望むような影響力があるのです。

では今度は、そのような「陽の氣」をいかにして作り出すか・・・という事ですが


 *掃除・片付けは、絶対条件です。

 *こまめな空気の循環。(換気ですが、できるだけ自然で、きれいな空気を取り入れたいものです)

 *快適な温度と湿度。 (必要に応じてエアコンなども使いますが、こまめなフィルター掃除など、清潔な環境作りを心がけてください)

 *定期的に不要物を処分し、押し入れや引き出し、収納の内部を整理整頓しておく。

 *月に一度程度は、神仏(神棚・お仏壇がなくても大丈夫です)に対する感謝の気持ちを表すために、家の「お清め」を、自分でする。


など、上記のようなことを意識して実行してきただければ、家の中の空気環境も良くなり、自然と「陽の氣」を生み出す状態になります。

良くも悪くも、「類は友を呼ぶ」という諺通り、一度その環境を作れば、「陽の氣」は「陽の氣」を、「陰の氣」は「陰の氣」を呼び込んできます。

「陰の氣」は、そのまま放置していればその環境は勝手にどんどん悪化を辿りますが、「陽の氣」を維持するためには、必ず 人の意識と行動を継続していないと保たれるものではありません。

しかし、この影響力を実感してしまえば、もう放置して「陰の氣」を作る事の恐ろしさがわかるので、継続することが いずれ苦痛ではなくなるはずです。


実際に、私どもの業務内容(建築工事)でいえば、家の中の空気環境作りのお手伝いは、様々な方法でご提案できます。

目に見える方法・目に見えない(?)方法、その両方からのサポートができます。

例えば、今現在 新築のお客様に対して、順次ご案内差し上げている「澄み家(すみか)ECOシステム」という、画期的な空気環境作りシステムや、空気のみならず、身体にとって、適した「水環境作り」のプロジェクトなど家にも人にも動物にも、地球環境やお財布にもやさしい、「陽の氣」の中で暮らせる家創りを提案しています。

「見えない方法」というのは、私自身の霊能力で、「お祓い」「お清め」必要に応じて「結界操作」をし、土地から受ける「地脈・龍脈」や、土地購入の場合、以前の状態から受ける「霊的影響力」を、陰から陽の要素に変えて 暮らしやすい氣学環境を整えるということです。


そこまでの施術や施工ができなくても、先程記述しましたような 「陽の氣」を作り、継続していただければ、その効力を実感できると思います。

これは、見えない影響力なので、中には「信じない」という方もいらっしゃると思います。

しかし、「信じない」という方でも、掃除していない閉め切った部屋を 心から快適だと感じる方はほとんどいらっしゃらないのでは?と思います。

信じるかどうかはあなた次第ですが、ぜひ一度実感していただいて、「陽の氣」の影響の中で暮らして頂きたいと、心から願います。
 
 

「鬼門」との上手な付合い方

「鬼門」との上手な付合い方
 
「鬼門」とは何か?
今日は、風水の中でも 最も重要な「鬼門」について、その特質と暮らしの中での付合い方を考えてみましょう。


 家相を考える上で、まず一番に重要なものと言えば「方位」であり、また、その中でも特に「鬼門」です。

「鬼門」というワードは耳にすることがあっても、意味については、あまりご存じ無い方もいらっしゃるかもしれません。
一般的には「鬼門」と言えば、なんだか悪い方位、というイメージや、間違えると怖い、という感じ方が多いかもしれません。

確かに、「鬼門」の特質を知らずに間違えた配置や間取りで、せっかくの良い氣の流れを乱したり、正常な氣の循環が成されず、悪い氣が充満しやすくなっていたりするケースもあるようです。
そのような場合は、即座に人間の心身に悪影響を与えるという訳ではありませんが、そこに住まう長い時間の積み重ねで、少しずつ悪い影響を蓄積させ、気付かないうちによくない状態になっていくという事は大いに考えられます。

そのような事を防ぐためには、まず「鬼門」というものが何か、どういった役割をしているものなのかを知り、その上で正しく付き合えば、良い氣の循環を生み、良い影響を創る家となって、そこに住まう人に「健康と幸運(ラッキー)」をもたらす事となります。


「鬼門」の役割

鬼門は二つあり、北東方位を「表鬼門」南西方位を「裏鬼門」と言います。

まず「氣」には、「プラス(陽)の氣」と「マイナス(陰)の氣」があり、常にこの二つが電気エネルギーの様に混じり合って流れています。
このふたつの鬼門は、その場を流れる「氣」の循環装置のような役割をしていて、流れてくる陽氣と陰氣がつねに良いバランスを保てるような状態を創る場所、というものです。

また、流れてきた氣を、陽氣から陰氣に、陰氣から陽氣に入れ替え、フレッシュな氣を生み出す場所でもあります。

その為、家の「氣」の最も重要な出入り口である「玄関」(次に「勝手口」)など、氣の流れの動きが大きい場所に「鬼門」があたっていると、適切な循環がされにくい上、逆に悪い氣を生み出してしまう事にもなりかねないのです。

「トイレ」をはじめ水周り全般も「鬼門」を避けた配置が望ましいとされていますが、水周りは、毎日の「厄落としの場」であるため、ただでさえ「悪い氣」が溜まりがちです。
「悪い氣」が多く集まる場所で、正しく良い氣の循環や入れ替えが、できるはずがありません。

そのような理由で「鬼門」上に最も不向きなものとして「玄関」「水周り」が挙げられるのです。

では、「鬼門」にはどのような配置が適切でしょう。

それは、大きく「氣」の流れを動かさないようなもの、たとえば「収納」あるいは「寝室」などが適しているとされています
勿論、「収納」「寝室」であれば内容はどうでもいい、ということではありません。
基本的には「清潔」であること、不浄がないことが大前提です。

例えて言えば「空気清浄機」がありますが、喫煙室に置く空気清浄機と 禁煙室に置く空気清浄機、どちらから生まれるフレッシュな空気の中で生活したいでしょうか?
喫煙室にある空気清浄機も、確かにきれいに濾過してフレッシュな空気にしてくれてはいるはずですが、長い年月になると「フィルター交換」をしなければ、返って悪い空気が循環してくるような気がします。
ここで言う「フィルター交換」のようなことが、実際の「鬼門」上でもできれば良いのですが、目に見えたフィルターのようなものがある訳ではないので、それは難しいい事でしょう。
 
であれば、やはりはじめから 「鬼門」上には、適切な配置・間取りを考えておく方が望ましいと思います。

「鬼門」は、考えようによっては、家全体の「氣」の循環・流れの良し悪しを決める重要な場所ですから、ただ 間違わないようにと恐れるだけでなく、もっと積極的に良くなる方向へと知恵を使って配置すれば、ラッキー(幸運)の製造所となるのです。

当たり前のことかもしれませんが、空気の良い所で育った作物がおいしいように、私たち人間も長い時間「良い氣」の中で生活した方が、自然と健康で健全な心身となっていくのです。


一般のご家庭で、既に「鬼門」上にあってはならないものがあるとしても、全く改善できないのではなく、例えば掃除を徹底するとか、盛塩をするなどの浄化措置をすれば、多少の影響緩和にはなります。

 今から新築をご検討される皆様方には、ぜひ一度、改めて「鬼門」という場所の持つパワーを活かせる配置・レイアウトをご検討されることをお勧めいたします。
 
 

30代からの「うつ」を乗り切る風水

30代からの「うつ」を乗り切る風水
 
30代からの「うつ」を乗り切る 風水の助け
 今回は、先日お問合わせを頂きました (30代からの「うつ」を乗り切る風水の助け) について 考えたいと思います。


 最近では「うつ」という言葉ももはや特別視されることはなく、ごくごく普通に使われる単語となりました。
それは、「現代病」とひとくくりにされるほど簡単なものではありませんが、一人一人の症状や実情・その問題の根幹的な原因など さまざまな事情が異なるだけに、大くくりな説明だけでは表せないものもあります。

 勿論、今回ご紹介する内容も、それだけで「うつ」が治る、という特効薬的なものではありませんが、うつと向き合う本人が 状態の改善に向けて「自己」と向き合う時、その良き状況へと向かう手助け的な要素としては 十分力を発揮すると考えられます。
いくつかの風水的手法をご紹介いたしますので、参考になさってください。


どこにも出かけたくない・誰とも会いたくない時(引きこもっている時)

 何もかもに対して消極的になり、やる気が起きず、体が病気ではないけれどもなんとなくだるい。
そんな時には、無理して外に体や気持ちを向けようとしても、よけいに疲れを感じたり、罪悪感に苦しんだりと 改善の方向には向きにくい時です。
ならば思い切って、引きこもっている状態を自分が心から許し、「今は休養の時」と心身ともにゆっくりと過ごすことを良しとしてみてはいかがでしょうか。

 不安な心の状態の時には、南や南東あるいは東という「明るい」方位にいると、よけいに焦りや不安を増長させる事もあります。
不安を一時的にでも鎮めたいという時には、安定剤等の服用をするよりは、北東・北・北西などの静かな方位の部屋で過ごすようにし、極力 自分の好きな事をして過ごしましょう。 
 何もしたくないなら、ごろごろと横になっている。
 やりたい事があるなら、無心でそれをやってみる。
 眠れるならば、何時であろうと眠る。
 
何かしていないと、と 常に焦り、休むことに罪悪感を感じる時

 実際に休む時間が出来たのに、いざ休むとなると なんとなく「こんな事をしている場合ではないのでは?」と焦り、落ちついて休めない。
そんな時には、可能であれば「土」に触れてみましょう。
「土」に触れると「大地のエネルギー」を受け取る事ができ、無意識のうちにも ゆるやかに自分の中にパワーが蓄えられる事となります。
都会では、直接「土」に触れる事も難しいでしょうが、プランターに野菜や花を植えて育てたり、少量でも「土」に触れると そのエネルギーを受け取る事が出来ます。
 海辺に行き、砂遊びをする という方法もあります。
海は「浄化」を促す場所ですし、そこにある「砂」には海のエネルギーも大地のエネルギーも含まれていますから、それに触れ、遊ぶ、という事には とても大きな癒しの効果があると考えられます。
 「何もしない」という自分を許す という事が難しく感じられるのが「うつ」でしょう。
 損得や、役に立つかたたないかや、そういった概念を自分の中から外す という心の作業が 何より必要な要素となるようです。

気持ちが沈んだ状態から、少し元気を取り戻したが、今一つ現実に向って踏み出せない時

 ある一定期間の「うつ」状態を脱して、少し元気を取り戻したが、また同様の落ち込みや挫折を味わうのがつらい と考え もう一歩が踏み出せない。
そんな時は、先ほどとは逆に「南」「南東」「東」などの明るい方位で過ごし、「暖かな光」を室内で構いませんので 浴びてください。
「太陽のエネルギー」がさすこれらの方位には「前向きで元気になるパワー」が流れ、人と人とのコミュニケーションを促す要因があります。
その部屋で、好きな事をして過ごし、心が十分元気になってきたら、思い切って外出してみましょう。
ただし、無理はしない様にしてください。
 疲れが来たら、また「休む」という 無理のない範囲として下さい。

自分の中の「怒り」を認め、吐き出す事の重要性

 人間が「自然に生きる」とは、なんと難しい事でしょう。
人との接点がある以上、どんな人も 悩み・苦しみ・孤独・不安を感じる事はあるはずです。
みな同様にそれらを感じてはいるのですが、それに対する感じ方や対処の仕方には、人それぞれの違いがあります。
「うつ」になる人は ほとんどと言っていいほど、まじめで優しくて「NO」と言えない性格をもっているようです。
しかし問題は、「NO」と言わないからと言って、喜んでそれをしている訳ではなく、嫌々ながらも断れず、我慢しながらやっているという事に慣れ過ぎていて、そこからくる自分の中の「怒り」に気付いていないケースが多いという事でしょう。

「怒り」のパワーは、実は非常に大きく どんなにそれを抑圧して無視していても、体の不調・人間関係のトラブルなど、ありとあらゆる所に影響を及ぼしてきます。
ですから これを鎮めるための努力=我慢 という構造では、何の問題可決も出来ないだけでなく、更に事態を深刻化させていくばかりとなり、ひいては「うつ」症状となってくる訳です。

改善の道は たった一つ。
「怒り」を認め、それを放出する。 という作業です。
しかしこれは、「NO」と言えない 我慢を重ねて「いい子」できた人は・・・です。

反対に「怒り」の感情を抑えられない人については、あてはめられません。(またリクエストがあれば、別の機会にいたします。)

前述に戻りますが、「怒り」を放出する、吐き出すという事は、それが出来なかった人からすれば大変困難な作業です。
そうしてくださいと言われてできるくらいなら、「うつ」になるまでには至りません。
ですから、いろんな今までの自分の中の思い込みと向き合い、そこから少しづつ勇気を出して「怒り」をはじめその他のネガティヴを感情を吐き出して、自分を理解していくのです。
 自分を理解し、そのままを受け入れれば、もっと生きやすくなり、自分の人生が自分のものになって楽しく膨らんでいくのです。

私達自然界に生きるものはみな、自然に沿って生きていくリズムを心と体に備えています。
しかし、私達人間だけは、どうやらそれに逆らって生きる手段も知っているようです。
知っていて、逆らって生きていても やはり自然の力には逆らえないようで、心や体に不調を感じるようになっているようです。
不調を感じるからこそ、改善方法も見つかるし、どう生きるべきか?という疑問には、自然に沿って生きるという答えが 用意されているのです。

風水もまた、主には住居に関する「自然科学」という学問ですが、人間の心と体を正しい生き方に導くために必要な学問であると思います。

風水の知恵を活かした生き方も取り入れ、自然のパワーも意識しながら、「うつ」という心の疲れを癒し、現実を明るく確かなものにして生きて頂きたいと願います。

また、ご希望・ご要望がございましたら、お問い合わせのコーナーからお寄せ下さいますように・・・
 
 

人生のベースづくり

人生のベースづくり
 
あなたは、本当に自分の人生を楽しんでいますか?
人生のベースになるものとは、すなわち自分の【考え方・感じ方】ではないでしょうか。

前回の「子供時代に必要なもの」に続き、今回も 人間の考え方=人生のベース について考えてみたいと思います。


 私達が、今現在の自分自身の考え方・感じ方をつくり上げるベースとなった時期が「幼少期」であることは、前回にもお話しました。
この、幼少期の考え方・感じ方 は自分自身で身につけたというよりは、両親からの言葉や態度・働きかけによって大きく影響を受けて出来上がっている事も 前回お話した通りです。

その結果、良くも悪くも、本来の自分自身の考え方・感じ方がどうか?という事に気付かず、自分以外からの影響で出来上がった自分の考え方・感じ方が、まるで自分自身かのごとく思いこんで生きている。それが人生のベースとなっている訳です。

勿論、「本当の愛ある親」に育てられ、一人の人間として人格を尊重されて育てられた人は、そのベースに「ゆるぎない自分」を根ざすことができ、何も問題なく社会的に自立していけることでしょう。    
ここでいう「何も問題なく」というのは勿論、何も問題が起こらないのではなく、起こった問題に対して、心身ともに、自力で対応できる力がある という事です。

しかし、多くの「本当の愛を知らない親」に育てられた私達は、その親の影響によってつくられた、ひ弱で不安定なベースを基に、今もなお多くの不安を抱えながら人生を疑心暗鬼に歩いているのです。



いつも何かに追い立てられているような気がして、何をしていても「こんな事をしている場合ではないのに・・・」と、焦っていたり

時間ができて、休みたいと思っているのに、心身ともに休むことができなかったり

何かを達成したり、得たりしても「これで十分」と思えず、「もっと、もっと」と焦り 満足することができなかったり

具体的に今現在 困ったことがなくても、いつも将来の事を必要以上に不安に思い、それに備えていなくては、と躍起になったり

いつも自分が他人から批判されるのでは・・・責められるのでは・・・と思う不安から、責任回避の方法ばかりを探して、自分のやりたい事や気持ちから目をそむけていたり



数えればキリがないくらいの「不安」というベースの上で人生を歩いている訳ですから、「人生を、楽しむ」どころではありません。

すでに出来上がってる「ベース」が不安定なのですから、その上にいくら何を積み上げてみても、やはり安定することなど望めないのです。

では、そのベース自体をどうやって安定させるか?
それが、本当の自分を生きるベースのつくり直し という事です。

つくり直す・・・という事は、一度出来上がったものを壊す、のではなく、もう一度その上からつくりかえる、という事になります。
そのためにはまず、今現在の自分の考え方・感じ方による弊害=自分で自分を苦しめている考え方・感じ方に、具体的に客観的に気づこうとする事です。

そして、その考え方・感じ方は、一体いつから、どんな体験をもとに出来上がってきたのか、よくよく考えてみるのです。
時期的には、だいたいが幼少期からであり、多くのきっかけが両親や兄弟姉妹など近親者からの言動・行動から、という場合が多いでしょう。

そのガイド的な役割をする本の一例が

講談社+α文庫 出版  「毒になる親(一生苦しむ子供)」スーザン・フォワード 著・玉置 悟 訳
PHP文庫 他   加藤 締三さんの書籍全般など

自分自身には当てはまらない項目もあるかもしれませんが、必ずヒントはあると思います。

お心当たりのある方、ぜひ必読です。

自分自身固有の考え方・感じ方を許し、それを良しとする生き方は、「幸せ」を約束された人生のベースの上で生きる生き方となります。

ありのままの自分を見つける旅に、少しの勇気と、まずは一歩だけ踏み出す行動力をもって 出発してください。

旅の同行者として、応援しています。
 
 

「子供時代」を考える

「子供時代」を考える
 
子供の頃に 本当に必要なもの・・・

前回は、「子供部屋」のお話でしたので、子供関連で私が最近、特に大切と思う事をコラムにしてみることにしました。

私は仕事上、個人的なセッションもしていますので、多くの方の悩み事・相談事をお伺いする機会があります。

その中で、個々の相談内容は勿論違っていますが、原因となっている根源が良く似ているのではないか?と思う事がしばしばあり、それこそが幼少期の親子関係からくるトラウマということなのです。
 
 最近では「うつ」という病気についてもよく耳にするようになりましたし、聞いても特に驚くことはありませんね。
「うつ」といっても、症状は人それぞれで、状態もそれぞれですが、やはり私はこの「うつ」という症状も、考え方の癖からくるものではないかと思いますし、そこにはやはり「幼少期からの親子関係」が大きく起因しているように思えてなりません。

では、理想的な親子関係とは何か?
そもそも親と子とは、どういう関係であるべきなのか。

親から子に、子はまた成長し やがて親になり、そして次の世代へ・・・
人としてや、家としての考え方や生き方・社会的なルールや規範など たくさんのものを受け継ぎ、そして受け継いだものをまた伝えていきます。

それは時代や親の個性・感性により、多少変化しながらも脈々と受け継がれていきます。

その中でも私が特に注目しているのは、幼少期の親から子供への態度や言葉掛けなどの内容です。

本来の親子関係とは、自立した魂として成長していくまでの間に必要なサポートを子供に対して与えていく親と、そのサポートを受けながら、自分の思いを行動にあらわし、社会の中で責任ある成人として巣立って行く子供、という関係創りができる間柄ではないでしょうか。

自立・自立と言っても、子供には子供の個性や感性があり、その子のペースに添った、適切なサポートの仕方がある様に思います。
親が焦って、あまり早く手を放しすぎても、子供は返って不安になり よけいにしがみつこうとしますし、子供が十分にできる事でも、親が手出しをしすぎる事で 子供が自信を持つことができずにいたり・・・。

その子の様子を、じっと、ずっと見ていないと、子供のことは、わかりません。
「親」という字は 木の上で、立って見ている・・・と書くんだよといわれて、なるほどなあ〜と思いませんか?
本当に大切なのは、「子供を愛の目で見守る事」であり、必要なことだけサポートし、自力で出来たことを一緒に喜び、励ます。
時には思うようにいかず 落ち込んだり悲しんだりしている子供に寄り添い、心が癒えるまで見つめ、支えている。

私も子供を持つ母として、そんな「親」になりたいなと 心から思っています。

全ての親御さんに 決して、親の我を子供に押し付け、親の思うようにしなければ怒りをあらわにしたり、感情的になったりせず、自分と子供の違いを認めて、その子自身をちゃんと愛のまなざしで見ていることのできる親であってほしい・・・勿論自分も含めて そう、思います。

血のつながりはあっても「魂」は全く別人格です。
その子が何を思い、どう感じているのか?
自分とは違ったものさしで、自分とは違った感じ方で生きている子供を「ありのまま」受け止め、「ありのまま」を喜び、親としても一緒に成長していきましょう。

「愛」とは、相手を思う心です。

それは、相手の思うようにさせるということではありません。
相手の思いを想像したり、自分の思いを表現したり、そこに現れる「違い」を 一緒に考え乗り越えていく・・・
それを現実にする為には、コミニュケーション能力を鍛えるしかありません。
コミュニケーション能力は、主に 家庭内で養われるものですから、日頃から子供の話に耳を傾け、親としての考え方や意見を話し、それからまた子供の意見に耳を傾け話し合う。
そんな日常が、社会に出ても十分通用するコミュニケーション能力を養うはずです。

どんな気持も考えも、子供がその時の自分を表現できるよう、頭ごなしに怒ったり、感情的な言い方で罵倒したりは決してしないように 親も心のトレーニングが必要です。
そんな親に育てられた子供は、きっと自分を愛し、自分を信じられるし、人も愛せるし、信じられると思います。
そんな大人がたくさん増えれば、きっと世の中は明るくなることでしょう。

自分が親から十分な愛情あるサポートを受けられなかったとしても、必ず自分の子供を同じ犠牲者にしてはいけません。
子供をその被害から守り、自分自身も変わろうと努力することで、本来の自分を取り戻すことは十分可能です。

親子の関係を見直し、明るい未来につなげてください。

 

 

「育つ」子供部屋

「育つ」子供部屋
 
子供の成長をサポートする 子供部屋の創り方

お子様をより良く育てたいという願いを持つのは、親としての当然の思いです。

しかし現実には、「家創り」においての子供部屋のとり方・つくり方は、通常だいたい6帖前後で収納(クローゼット)が1帖スペース程あり、窓が1〜2か所とドア1か所、という感じでしょうか。中には ロフトスペースを作ってある場合もあるでしょう。とにかく、そういう表面的な内容のみ重視された創りが多いように思われます。

ところが「子供部屋創り」は 実は「親子関係創り」に非常に大きな影響を与える内容ですので、よくよく一つ一つの内容を吟味した上で「思い」を込めて考えていってください。


今回は、間取りのレイアウト(例)、家具の配置、などの注意事項も含めて ご紹介したいと思います。

まずは簡単な方位からご紹介します。

  長男の方位 (東)
  二男  〃  (北)
  三男以下〃 (北東)

  長女の方位 (南東)
  二女  〃  (南)
  三女以下〃 (西)

部屋割としては、できるだけその子供の順列にあった方位を選択し、多少無理がある場合は 長子優先で配置していきましょう。

そして、「部屋作り」について、各子供部屋全般に言えることとしては以下の注意を考慮して下さい。

  1) 大きさは 4.5帖〜6帖までとする。(収納スペースは別)
理由:大きな部屋・快適すぎる子供部屋は要注意です。ただでさえ、思春期の子供は引きこもりたがるようになりますが、必要以上に自分の部屋が快適だと、家族      との共有スペースに入っていきたがらなくなってしまいます。 大きさは必要最低限、勉強する時・寝る時・一人でやりたい事をする時・に用を足せれば十分です。その他の時間は、家族との共有スペースに自然と集まるような間取りにしたいものです。

  2) 収納スペースは、できるだけ扉で隠すタイプではなく、オープンスタイルの棚板+ハンガーパイプ様式にしましょう。
理由:自分の部屋を持てば、そこは自分のテリトリー。片付けを、自主的にきれいにできるようになる為には、自分の責任で自分流に片付ける癖付けを促す機会を設けましょう。 扉タイプだと 内部の整理ができにくい事もありますので、片付け方を自分で考えさせるには、見える収納で美しく整理整頓出来るように、あえて扉の無いタイプで、片付け具合が一目瞭然という具合にしておいてあげましょう。

  3)コンセントは必要ですが、TELジャック(PC電源)は、よく家族で話し合って考えてください。
理由:最近は、子供のころからパソコンに慣れ親しむ必要・環境は当たり前になり、今後もそれは変わらないでしょう。
しかし、子供独自でパソコンを使うには、やはりかなりの注意も必要で、子供部屋にPC電源があり、PCを常時使用できるようになれば、親からの目も届かないので、危険を伴うような事態に陥る可能性もあります。 それでも電源を取るとしたら、子供との間でパソコン使用についての約束事をきちんと取り決める必要があるでしょう。 私は、できれば子供部屋にはパソコン電源を引かず、リビングなどの共有スペースに一角を設けて、そのでの使用を時間帯・順番などの約束事の上で使用させる、という方法が望ましいのではないかと考えています。

  4)スペース的な制限により仕方ない場合以外は、子供部屋にロフトをとらない。
理由:子供部屋は、上記にも取り上げたように、無用の快適さは必要ありません。 勉強・就寝・趣味などが主な目的の部屋になりますので、天井高はあまり高くない方が、物事に集中できます。寝る時も、広くて天井が高いと 空調バランスもとりにくく、狭い部屋で天井が多少低いくらいの方が、安眠しやすいともいえます。 現実的には、自分の部屋は自分で管理するように教えたいところですので、掃除などの面でも、ロフトの掃除はひと手間余分にかかり、しかも目に触れにくいところとなりがちですので、不要物やごみ・ホコリの住処とならぬよう注意が必要です。

  5)必ず「時計」を設置し、電池切れなどで止まったらすぐに動かすようしてください。
理由:人間関係・社会の規範においては 「時間」という概念を子供の頃からしっかりともたせるという事も、大切な教育の一環になります。  親からいつもせかされて起きる・出かける・用事をするなどの 「親からの管理」をできるだけ「自分で管理」するという方向に向けて行く為にも、子供部屋には 本人お気に入りの壁掛け時計を
設置し、常に自分で時間を把握できる環境を整えてください。 そして「時計」は止まったまま放置してはいけません。「時」が止まるという「氣」を生んでは全てが停滞気味になるからです。電波時計など止まりにくい時計を設置するか、電池が切れたらすぐに交換するように気を配っていてください。

次に、「部屋内のレイアウト」や窓とドアの関係について考えましょう。

  1)ドアと窓の関係
ここでは簡単に、「氣」の流れを ドアと窓の関係から考えてみましょう。
「氣」の流れは、まずドアを開けたらそこから侵入してきます。そしてそこから 窓に向って一直線に進むのですが、ドアと窓を結んだ直線上は「氣」の通り道になりますので、その線上に勉強机やベットなどを配置してはいけません。「氣」の通り道上は、当然の事ながら「氣」の流れを一気に受け過ぎるため、精神的にも落ち着かず、常に何かに追い立てられるようなザワザワした感覚を持つようになり、勉強も睡眠も促進されません。 少なくともそれらの配置は、「氣」の通り道上を避けるように注意してください。 どうしても、その位置しか配置できない場合は、パーテーションや観葉植物などを置いて「氣」の流れを多少でも遮るようにしてください。

  2)家具の向き
基本的な「家具の向き」を表記しておきますので、ご参考にしてください。

勉強机・・・そのお子様の個性にもよりますが、基本的は方位は「東」です。しかし、元気すぎるくらいパワーのあるお子様だと「北」「北西」などの方位に向けた方が落ち着いて勉強ができるでしょう。 普通〜おとなしめのお子様に関しては、「東」。 おとなしめで少々パワー不足気味のお子様に限り、「南」からの強いパワーを受けてやる気を引き出すという方法もあります。元気なお子様が「南」に向いて勉強しようとしても、パワーが強すぎてかえって注意力散漫になったりして 捗りませんので要注意です。

ベット・・・安眠に関しては、窓との関係も重要ですが、まずは枕の方位が「北」であることです。人間は、頭寒足熱でなければ健康体を維持できません。逆に「南」に枕を向けていると、上記同様 パワーが強すぎて安眠できないということです。 さらに上記で取り上げましたように、「氣」の通り道上でも安眠はできませんので、その線上を避け、できれば窓のすぐそばには配置しないようにしていただきたいと思います。断熱窓であったとしても、やはり窓からは「氣」と共に「冷気・暖気」が侵入してきます。カーテンなどでカバーできなくもないですが、一切影響をなくすのは無理でしょう。 また、どうしても窓が近くに来る場合、「頭」の方位に近いところが窓となるように配置してください。 


以上が大体のケースにまんべんなく当てはまる内容となります。

本来、「子供部屋」という部屋は、一生涯それとして使用する部屋ではなく、子供が巣立つまでの仮の部屋です。
親からすれば、「家」を建てる際には、子供部屋の役割が終わった後の本来の使用方法まで考えて「子供部屋」を創る事ができればベストだと思います。

子供はいずれ巣立つもの。
子供が巣立った後はいち早く 子供のものを片付け、部屋を本来の用途に戻し、夫婦の「家」としての機能に変化させるべきでしょう。
その変化は形だけでなく、子供の自覚を促し、親子それぞれの自立という もっとも大切な今後の道のりを感じさせてくれる事にもつながっていくでしょう。
親子それぞれ「心身ともに自立した関係」があってこそ、後々の良好な親子関係が築け、共に尊重し尊敬しあえる 理想的な家族創りが出来るものと考えます。
 
是非 皆様のご家庭で参考にしていただいて、良い親子関係創りの一環になれば、幸いです。
 
 

リビング・ダイニング編

リビング・ダイニング編
 
明るい未来を招く リビング・ダイニング

 私達の「家」において、もっとも大切な場所のひとつと言えば、やはり みんなが集い安らげるリビング・ダイニングではないでしょうか。
最近の間取りでは、LDK(リビング・ダイニング・キッチン)が主流ともいえますが、ここでは、キッチンは水周りのお部屋に含まれますので、リビング・ダイニングというくくりでのお話にさせて頂きます。

この場所に求めたいものは、やはり明るさ・風通しの良さ・快適な広さ・などではないでしょうか。
 できれば方位は、南・南東など南側中心に取りたいものです。
この方位は、一年を通じて 太陽の日差しが入り、暖かさと明るさで陽の氣のパワーを与えてくれます。現実的にも、みんなが集まるお部屋だけに 汚れやすく掃除のしやすい環境を整えたいところで、風通しの良さや太陽光の照射による殺菌・消毒効果が得られるのは この方位をおいて他にはありません。

 人間は自然の一部ですから、自然の環境には無意識に反応を示すように出来ています。
適度な広さは心を和ませ、ゆったりとした気持ちにさせてくれます。その反対に、狭いお部屋は、気持ちが緊張し 高ぶってきますので、書斎や勉強部屋など何かに集中的に取り組みたい場合には適していますが、リビング・ダイニングには不向きです。
また、広ければ良いという訳でもなく、あまり広すぎると 今度は空調効果が低くなるのと、人と人との距離が離れてしまうので、かえって寂しいリビングになってしまいがち。「適度な広さ」というのは、各個人のテリトリーが守られ なお且つつながりを感じられる距離感であることでしょう。
一般的な住宅だと、家族構成にもよりますが、10帖〜20帖まで位の大きさが主流のようです。
    
できれば、リビング゙には天井の高さも考慮して頂きたいものです。
最近のリビングにはロフトタイプも多くなり、天井高を高く取るケースが増えてきました。
風水でいう「ロフト」だと、「吹き抜け」の要因になる可能性もあります。風水では「吹き抜け」は「凶」とされる場合が多く、階段室などのやむをえない場合を除いてはあまり積極的に取り入れる事は避けます。入ってきた「氣」が「吹き抜け」をつくる事によって、まさに吹き抜けてしまうことを避けたい為です。
私は、リビングにロフトの要素を取り入れる事には賛成ですが、高さやロフトの広さにもよると考えています。
「快適な広さ」と共に「快適な高さ」があり、やはり、精神面にどう影響を与える高さなのかが重要だと思うのです。高すぎると、広すぎる部屋同様 空調効果も低下しますが何となく寂しい感じになってしまいます。適度な高さだと「広がり」を感じ、ゆったりとしたリラックス効果を高める状態になります。

人は屋外などでも、心地よく広い(高さや広さのある)空間にいると、自然と深呼吸をしたくなり、顔も上向き加減で 胸を開き 腕も広げたくなるものです。つまり、心がオープンになりやすく、リラックスできるのです。
 
ですから、適度な広さと適度な高さを備えた陽の氣のたくさん入るリビングは、人の心を和ませ、ゆったりとリラックスでき、家族の団欒をつくるもっとも良い空間となるのです。
今までの中で何度も出て参りましたので少々省略しましたが、「清潔第一」というのは、勿論基本です。ここでのお掃除の重点事項は「床掃除」ですので、ぜひ参考になさってください。
「床」が汚れていると、自然と人が集まりにくくなってきます。ですから、重点ポイントは「床」という事をご参考に!!

広さについては、現状が狭い場合の対策として、まず整理整頓し家具を減らし、空間をできるだけ大きく作る という事がおすすめです。年末の大掃除と合わせて、頑張ってみてください。

次に、配置(座り方)ですが、ダイニングでの配置は 4人家族ならば2列で2人づつ向かい合わせという座り方がベストでしょう。食卓を囲んで楽しく話せる配置、という事ですが リビングでは少し事情が変わって、ソファーやイスなどは 対面しての配置ではなく、できるだけ横並びか 斜めどうしでの配置がベストのようです。
リラックスして過ごす・話す場合は、面と向かうよりも横並びで 真正面からの視線を避けた方が 内観しながら対話ができるため、深い内容の会話ができるようです。
食事時以外で、込み入った話や何かを決め事を短時間でする場合などは、対面しながら相手の目を見て話し合うので ダイニングテーブルでの会話となりますが、リラックスムードで和気あいあいと会話したい場合や、時間をかけて本心を深く話し合いたい場合は、ソファ―などで横並びか 斜め側に座っての会話をお勧めします。

いずれもリビング・ダイニングで重要な要素は「家族で会話をする」という事です。
「家族の和」がベースにあってはじめて「個性」「個人」が生かされるのです。 決して「個性」「個人」だけでは、本当の「個性」「個人」が生かされません。
是非とも 心地よきリビング・ダイニングで大いに家族のコミュケーションを深めて頂けますように・・・


次回は、「子供部屋」のとりかた・つくり方についてです。お楽しみに!
 
 

キッチン編

キッチン編
 
食生活の環境元  キッチン
今回は、毎日の食生活を司る、キッチンの風水環境について 考えてみたいと思います。
この場所もまた、毎日の食事作りや給湯作業、洗いものなど、お世話になる機会の多い場所です。
ここに携わるのは、やはり女性が中心となる(例外の場合はご容赦!)でしょう。
一家でいえば、主婦の城でもある場所です。
主婦の運気は、家族全体の運気に大きな影響を与えますので、とても重要視すべき場所だと 私は考えています。

健康運と金運を創る場所・キッチン

毎日の食事を作る場所ということであれば、食事=健康に関連することは皆様もお察しの事でしょう。
勿論、その通りです。
しかし、ただ単に食事を作る場所だから清潔に、というだけで良い氣が生まれる訳ではありません。
 
ではどうすれば、キッチンに「良い氣」が生まれるのかを考えましょう。

まず当然の事ながら「清潔第一」は基本です。
キッチンは、シンクやコンロ(ヒーター)、換気扇・フードに水切や引き出し・棚類など、掃除場所がたくさんあり、しかも飛散した油汚れがある為、通常の場所よりも多くの洗剤を使って お掃除しなければならず、スペースの割には、掃除の仕方も多岐にわたります。
掃除機は勿論、水拭き掃除や磨き掃除、漂白、乾燥、などなど 手間仕事が多いので、ついついまた今度となってしまいがちですね。

一度にすべてではなくとも、「今日はここを」と決めながら、マイペースでやれる習慣作りをすれば、少しずつでも進みますので、コツコツと根気よく、お掃除に励んでみましょう。
お掃除することで、衛生的に環境が良いと、現実的にも安全な食事が作れるという点と、やはり 清潔な場所でなければ、お台所の神様も住み付きたがらず、神様から与えられる「良い氣」に満たされた場所とはならないのです。
人間でも、清潔な場所だと気持ちが良くなるように、神様も同じことです。

清潔であることと、整理整頓されていることも大切です。
整理の仕方には個人差がありますが、自分自身で「スッキリしている!気持ちいい!」と感じる整理の仕方がベストです。
食器棚や冷蔵庫の中、キッチンの地袋・天袋など、あらゆるところを、自分自身がスッキリ使いやすく整理整頓しましょう。
やはり、そこを使う人の気持ちがいいことで、その人からも良い氣が生まれますから、神様からの良い氣も、現実にその場所にいる人からの良い氣も、大切な環境要因になるのです。

お掃除関連のことでもありますが、キッチンも水を使う場所ですから、やはり「金運」との関連も深いといえます。
給水場所・排水場所、どちらも清潔に保つことで、良い金運に見舞われてきます!
特に「排水場所」には気を付けてください。
排水口のお掃除は、マメにすればするほど 水(=お金)の流れも良くなります。
ここが汚く詰まっていたりすると、水(=お金)の流れも詰まってきますので、要注意です。
給水場所は、水(=お金)の出てくる所ですから、やはりきれいに磨いてスムーズに必要時に出てくるようにしておきましょう。


冒頭でも申し上げましたが、キッチンは一家の主婦の城です。
ここでもう一度、「主婦」の運気がどれほど家族全体に影響を与えるか、考えてみましょう。

一家の大黒柱であるご主人を支えるという大きな役割だけでなく、子供たちのお世話や年老いた親の介護など、主婦の立場や影響力は想像以上に大きなものです。
どこのご家庭でも、奥様のご機嫌は、家族の雰囲気を作ります。
奥様がにこにこと楽しい・明るい雰囲気であれば、家庭は安定し、全体が前向きに進んでいきます。
ですから、新築やリフォームの際には、やはり出来るだけ奥様の要望を取り入れたキッチン作りは重要ですね!

食事を作るという毎日の作業も、作る人が出来るだけ楽しんで作業できれば、食事事態にも「良い氣」が込められ、「良い氣」の込められた食事を毎日食べると、健康で前向きで元気な状態となり 免疫力も上がりますので、抵抗力が強化され、風邪などひきにくくなったり、ひいても回復力が強い状態であるため、早期に回復できるようになります。
 
良い氣を生む環境作りは、「気持よく作業できる環境を作る」という事になります。
キッチンの環境を整えて、ご家族全体の 健康運・金運などのアップに努めてみてください!


(追伸)
ここでは、キッチン自体の方位には触れていませんが、方位があまり良くない場合は、他の章でご紹介いたしました 竹炭・盛り塩・水晶片など、浄化アイテムをご活用下さい。
 
 

洗面・浴室 編

洗面・浴室 編
 
家族の健康運を支える 洗面・浴室の環境

今回は、洗面・浴室について、お話したいと思います。
最近の住宅事情では、主に水周りは北西方位に配置される場合が多いように思います。
北西方位は家の主であるご主人の方位にあたりますので、そこに水周りが来る場合は、ご主人の全般運に影響を与えます。
また、注意事項や浄化方法などを下記にまとめていきたいと思いますので、ご参考になさってみてください。

洗面・浴室の環境整備は家族全員の健康面の運気上昇となる

(洗面)
朝起きて、まず向かう先は洗面所(トイレ)ではないでしょうか。
一日の始まりをスッキリ迎えるためには、トイレで出す作業を終えると 今度は顔や口を洗い清める事で、朝一番の良い氣が体に入る準備を整えることができます。
人によっては、その場でお化粧をしたり、髪を整えたり、着替えたりされることでしょう。朝からシャワーを浴びて体を目覚めさせるという方もいらっしゃると思います。
しかも、家族全員が同じ場所を共用する訳ですから、その場所が汚れないはずはありません。
水周りである以上、清潔が第一という基本は変わりません。
お掃除を効率的に簡単にするには、家族みんながそれぞれに、各自「使用したあとの後片づけをすぐに自分でする」という習慣を身に付けると良いでしょう。
顔や口を洗ったあとは、あまり汚れが見えなくても、サッとスポンジなどで洗面器を洗っておくなど、ご家庭内で家族のルールを作り、みんなで協力して運気向上に努めてください。

 洗面所の注意事項は、特に髪の毛の処理です。
髪は(神)が宿るとも言われ、特に、その人の氣が宿るものであり、呪術でも人髪はよく使われるアイテムです。
髪を整えるなどした後、抜け落ちた髪の毛が洗面所には残りがちです。
抜けた髪は その人自身のぬけがらと言っても過言ではなく、汚れやすい場所に放置されたままある状態は、その人自身にも宜しくありませんし、見た目にも何だかその場所が汚れているような感じがして少し残念な印象を受けます。
 ですから、各自、自分が朝の支度を終えて洗面所を出る前に、きちんと簡単に掃除し、髪の毛などが落ちていないかチェックして、素早く適切な処理場(ごみ箱など)へ処理することが良いと思います。

次の注意事項は、洗面所の鏡です。
鏡はラッキーアイテムで、良い運気を創りだすものです。それゆえ、いつもきれいにピカピカに磨き、汚れが付着したら すぐに拭き取っておいていただきたいと思います。
汚れた鏡で自分をうつし、その映像を見て「これが自分自身」というインプットを脳に焼き付けてはいけません。
きれいな鏡は、良い氣を生み、きれいな鏡に映ったきれいな自分の姿を 自分の脳に焼き付けて 今日一日をスタートさせて下さい!

あと、洗面器の近くにタオルかけが設置してあると思いますが、タオルの掛け方にも、ちゃんと意味があります。
なんとなく乱雑にタオルが掛けてあると、せっかくきれいに片付いた洗面所の印象も一変して 汚れた印象になってしまいます。
汚れか感じが、人からマイナスの氣を引き出し、マイナスの氣を生むもととなってしまうのです。
これもまた、家族が各自 自分の使い終わったタオルをきれいにタオルかけにかけて、すっきりした気持ちで出かける準備を致しましょう。



(浴室)

浴室は、一日の終わりに、体の汚れを洗い落す事で厄払いをし、できるだけゆっくりとお湯に浸かって体をあたためることにより、心の浄化・リラックスをすべく場所です。
ですから出来るだけ、忙しくてもシャワーだけで済ませずに、湯船に浸かり くつろぎながら今日一日を振り返り、良いこともそうでない事も、思い出して浄化して頂きたいと思います。

嫌なことがあった日や、心が前向きになりにくい時は、一掴みのお塩(できれば粗塩)を湯船に入れて 入浴してください。浄化をさらに手助けしてくれます。
最近は、リラクゼーションアイテムとして、入浴剤やアロマグッズなど豊富にありますので、その日の気分や状態に合わせて、入浴を楽しむ工夫をしてみてください。

やはりここも 家族全員の共用の場ですから、各自が協力して 毎日の自分の後片づけに励むようにしてみてください。
小さなお子様のおられるご家族も、幼いころから 出来るだけ自分の後片づけをさせる習慣づけを教育の一環としていただければ、早い時期からの自立を促し、個性を重視した責任ある人間作りの基礎となる様に思います。

浴室での注意事項は、なんといっても「溜め水、厳禁!」です。
昔の家ではよく 防火用水として、翌日の洗濯用水として、お風呂の残り湯を溜め水する習慣があったようですが、最近の家事情では、ほとんどのご家庭がユニットバスになり、洗濯も洗濯機からの自動取水となって 残り湯を溜め水するご家庭は少なくなったのではないかと思います。
中には、残り湯で洗濯をされる方もあろうかと思われますが、私としてはあまりお勧めいたしておりません。
なぜ 残り湯の溜め水が良くないかというと、水は運気的にはお金にまつわる重要なもの。もちろん私達が生きていく上では欠かせないものでもあります。
お風呂の残り湯は、私達の一日の汚れを取り、厄を落としたマイナスエネルギーが入った水ですから、きれいな水を溜めておく(動かない水の状態)のでもよろしくないのに、ましてや汚れた水を溜め水など、考えられない程 悪い氣を生む元となるのです。
 残り湯洗濯は、お水の有効利用ではありますが、そういう意味では、衣服を洗ってきれいにしているはずが マイナスの運気を衣服に付着させる要因となり得ますので、風水的にはお勧めしないという事です。
最後の人が入浴し終えたら、今日一日の無事に感謝しつつ、汚れたマイナスの水をきれいさっぱりと洗い流し、安らかな安眠ができるようにと準備しましょう。

その他の注意事項は、水周り全般同様、鏡や金属類はピカピカに、できるだけ清潔を保ち、特に湿気がある場所ですから換気に気を配る事でしょう。
換気しにくい所なら、一日中 換気扇を回しておくのも良いでしょう。
湿気はカビを招きやすいので、アレルギー疾患のある方やお子さんなどは、特に注意が必要です。


以上が大体の内容になります。
洗面・浴室は、家族全員が 一日の始まりと一日の終わりに、お世話になる場所です。
神聖な場所と意識して、感謝を込めて使いたいものですね。
そこまでの意識が日常のなかで持続できなくても、みんなが気持よく使えるように、家族といえども、いや、家族だからこそ、次の人のことを考えて きれいに後片付けして出たいですね。

水周りは、金運と直結していると前述いたしましたが、これは実にダイレクトに現実になって表れてきます!
勿論、金運だけでなく 健康面や精神面など 多方面に影響を与えますので、是非 ご家庭でも実行なさってみてくださいませ。

毎日の事なので、正直 面倒くさくなることもあるし、調子が悪くてできない時もあると思います。
少々、できない日があったとしても、心配は禁物ですよ。
過ぎたるは及ばざるがごとし。 何事も、程ほどがいちばんですから、病気で寝込んでいるときにまで、掃除ができていないと更に気に病んでみたり、少しくらい思うようにきれいにできない時があったとしても、できるときにやればいいんですから、自分を追い詰めすぎたり 責めたりはしない様にして下さいね。
心配は、人の心にマイナスの氣を植え付けます
ですから、何事も 適度に適当にいい(良い)加減に、と心掛けてください(笑)。

感謝

 
 

トイレ 編

トイレ 編
 
今回は、方位に関係なく 幸運を呼び寄せるためのトイレ環境づくりを御提案いたし
大切なトイレ環境
 トイレは毎日必ずお世話になる場所であり、そこは「排泄」の場です。
人間の体にとって「出す」という作業はとても大切であり、呼吸もまずは「吐く=出す」という事から始めて「吸う=入れる」という順序になるのが基本です。
質の良い排出作業は、質の良い摂入作業を生み、すなわち良く出すことから、良いものが入るという循環へつながっていきます。
毎日の生活の中で、気持よく出すことにより、気持よいものが入ってくるという循環を創りだすための環境づくりを 今回はいくつかご紹介いたしますので、是非ご家庭内に取り入れて、たくさんの幸運を呼び寄せて頂きたいと思います。
 今すぐできる環境づくりを御提案するため、今回は方位にかかわらず大切な要因を取り上げたいと思います。

やはりまずは「清潔」です。

 方位がどこであろうとも、一番重要なことは「清潔」であることです。なぜかというと、良い氣は清潔な場にしか生まれないからです。 
お掃除のポイントは、いくつかありますが、大体は皆さんが普段されていることになろうかと思います。

1)便器や便座・タンク周り・手洗器の掃除・・・水垢や汚れが付かないよう、丁寧に掃除してください。タンクは、手洗器が付いている場合、床や壁も汚れやすいので頻繁に汚れを取り除いてください。

2)床や壁の掃除・・・床はなるべく拭き掃除ができる素材にしておきたいですね。壁も水はねなどで知らない間に水垢が取れにくくなっている場合があります。よく注意してみてください。

3)給水金具(蛇口)や排水金具・・・金属製の物ですので放置すれば錆びたりします。金属のものは、できるだけいつもピカピカにしておきたいものです。

4)窓枠・サッシ・網戸など・・・場所によって、或いは窓の形状によっては普段はなかなかお掃除しにくいものもありますが、できるだけマメに拭き掃除をしておきましょう。
5)換気扇・・・これも普段なかなかお掃除することは難しいかもしれませんが、年に一度は大掃除の際にでも埃を取り除くようにしましょう。

6)便座シート・トイレマット・スリッパ・タオルなど・・・これらの商品は、常に汚れが目立つよう、できるだけ薄い色(白・ベージュ・薄いパステルなど)がおすすめです。交換も出来るだけマメにしましょう。


ぜひ、置いておきたい 浄化アイテム。
 
1)竹炭・備長炭などの炭・・・炭にはマイナスイオンを発生させる作用があり、健康に良いという事は皆さんもよくご存じだと思います。その他、吸湿(調湿)効果もあり、マイナスの氣をプラスの氣に変換させる効果などもありますので、ぜひトイレには置きたいアイテムですね。置き方は、出来れば細かいチップより、5から10センチくらいのものを小皿などに重ね置きし、窓枠上や床の隅などに置いてください。目立たせたくない場合は、便器の裏側などのスペースでも構いません。お手入れ方法は、月に1回程度 水洗いし、天日に干して乾かせば繰り返し使用できます。

2)粗塩・・・塩にはやはり、吸湿効果があり また余分な水分を出す役割もあります。体のデトックスにも、余分な水分や老廃物を出すために、塩は欠かせませんが、それ以外にも場所などを「お清め」する高い効果があり、その場を浄化するには必要不可欠です。トイレは「排泄=出す」場ですので、実際の器具なども汚れ易いだけでなく、場の氣も汚れやすくなります。したがって、汚れた氣をいち早く浄化するアイテムとしては必須です。
湿度の高い時期は、塩が吸湿してべたつきますので、早めの交換が必要ですが、普段は月に1〜2回程度の交換で十分です。設置方法は、小皿に円錐形に塩盛りし、炭と同様の位置に置いてください。塩自体は、一般に販売されている粗塩で十分ですが、効果が高いのは、より自然に近い塩です。(アジ塩は不可)

3)水晶片・・・これはあるに越した事はない、というものです。どうしても鬼門上などの不向きな方位にトイレがあったり、氣をより高めたいという場合に使うアイテムです。水晶にはやはり、高い浄化作用があり、マイナスの氣をプラスに変えるアイテムの最強品です。丸くカットされたものや小さな原石などを塩盛りの横に添えて置いても構いませんし、小さな粒状になった水晶もありますので、それを器に入れて置いても構いません。

良い香りは良い氣を生みます。

 五感を通じて気持ち良くなるためには、香りも大切な要因です。
どうしても悪臭が出やすい場所だけに、ほのかに良い香りがあると気分がリラックスできますね。香りにはお好みがありますが、あまり強く香りすぎない様にしてください。基本的には、悪臭のもとである「汚れ」はきれいにお掃除することでなくなりますので、臭いを香りでごまかすのではなく、芳香を楽しむという感覚ですから、トイレに入った瞬間から、気分良く過ごす為のアイテムとお考えください。
市販の芳香剤やアロマランプなど、住環境に適した商材を選んで、季節に合わせて変化を楽しむなどの工夫も良いでしょう。


快適な温度・湿度

 快適と言えばやはり、重要なのは温度と湿度です。
昔に比べると、最近のトイレは広くなり、夏はともかく冬は寒いという場合もあります。寒さでなかなかゆっくりできず、快適に排出する環境ではなくなります。
そんな時、小さな扇風機や暖房器具は快適さに一役かう 良いアイテムとなります。中には感知式のエアコンなど、すぐれものの商品もあるようですので、高齢者のご家族がいらっしゃる場合などには、ぜひご検討してみてください。
 快適な家電商品を使用するためには、コンセントが適切な位置に必要です。最近では、便器の後ろ周辺に必ずコンセントがあると思いますが、他の家電商品などの設置を考える場合には、コンセントの位置や高さを再度検討しておく必要もあります。

リラックスして運気を上げる

 上記をまとめると、快適にトイレで過ごし、快適に排出することで体調も良くなり、良い体調が維持されると、心の状態も良い方向に向かいやすくなります。
トイレは一番大切な健康造りの場であるという事を、あらためて知っていただき、今すぐに変えられる方法を用いて心身ともに健康な家庭・家族を創って頂きたいと願っています。
 トイレでは、いかに気持ちよくリラックス出来るか?を考え、上記以外の皆さんそれぞれのアイデアを活かした空間づくりをお楽しみください。
そして、皆さんの 心身ともに健康な毎日を、幸運に恵まれやすい環境を、お祈り申し上げます!
 
 

日常の中の風水

日常の中の風水
 

 (玄関編)

今回は玄関についてのワンポイントアドバイスです。
「玄関」とはまさに すべてのものの入口です。プラスの氣(陽の氣)もマイナスの氣(陰の氣)も、すべては玄関から入ってきます。どちら方位の玄関か?ということで入ってくる「氣」の違いがあるのは言うまでもなくですが、今回は どの方位についても共通に言える内容を表したいと思います。

まず第一は「清潔」であること。
入口が汚れていては、せっかく入ってきた陽の氣も活かせません。 「類は友を呼ぶ」という法則と同じく、「陽は陽を呼び、陰は陰を集める」なのです。
どの方位であっても、まずは清潔であることを心掛けてください。

第二に「
靴をたくさん並べない」こと。
靴はどうしても、汚れや臭いを持っています。できるだけ、脱いだあとは風に十分当てて乾燥させ、すぐに汚れを落とすなどの日常的なお手入れをしておけば、靴も長持ちし、陽の氣を発します。そして、靴は玄関の床に並べず、できるだけ収納して見えないスペースに保存してください。シューズクローゼットなどがあれば、尚良いです。どうしても日常的に床に並べる場合は、人数分までと考えてください。
汚れた玄関に汚れた靴が沢山並んでいては、せっかく良い方位に玄関があっても陰の氣が陰の氣を集めるような玄関となり、家全体の運気を落としかねませんので 要注意です。

第三に「レジャー用品を玄関に置かない」こと。
ゴルフ道具・釣り竿・ローラーボードなどのレジャー用品は、できるだけ見える状態で玄関に置かない様にしましょう。玄関とはすべてを迎え入れる場所。家族であれ、お客様であれ、誰にとっても気持ち良い空間にしたいものです。趣味やレジャー用品は、倉庫や収納場所にきちんと仕舞い、スペースがスッキリとすることを心掛けてください。

そして最後に陽の氣を呼ぶアイテムをご紹介しましょう。
まずは の出るもの(ドアベル・風鈴など)心地よい音色は陽の氣を呼びます。
そして も浄化アイテムです。 向ける方位もありますが、おもには入って正面を避け、左右のいずれか(それぞれ意味はちがいます)に設置。
大きさは、あまり大き過ぎず、幅30センチ前後・高さ60センチ前後位が目安です。形は八角形が良いですが、楕円形や長方形でも問題はありません。
水槽も お金にまつわるラッキーアイテムですが、必ず清潔な水で循環していることが条件となります。停滞したり留まっている水は 濁りや腐りを起こし、陰の氣を生み逆効果となってしまいますので要注意です。

以上が、どの方位の玄関であっても、今すぐできる風水浄化方法の例です。
目に見えない風水パワーで、陽の氣をたくさん取り入れた家にして、家族みんなさんの運気が向上しますように、お祈りいたしております!


*このコーナーで取り上げてもらいたいという内容や、風水についての知りたい情報を、メールにて受付させて頂いております。(お問い合わせのコーナーへ)
 尚、個人的な内容へのご返信はできませんので予めご了承ください。






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