今回は、風水の「視点」についてお話ししたいと思います。
今日お話ししたい「視点」というのは、風水の考え方・ものの見方・など 全体を通しての基本的な「視点」という意味合いです。
「風水」=家相 というのが一般的な考え方かもしれませんが、実は「風水」というものは、もとは陰陽五行からなる学問であり、環境科学を住まいに取り入れた考え方、すなわちそれが「家相」という事で知られています。
しかし、おおもとの「陰陽五行」というものは、自然の摂理からなる思想であり、とても短く言えば、「人はこう生きると幸せになる」という事を説いた学問というか、哲学なのです。
ですから、風水の家相を考えるうえで非常に重要なことは、玄関やリビングは南東で鬼門にトイレはダメだよといった、どんな間取りにするか?という、形ありきなところだけではなく、その土地・その場所にしかない環境を、家の中にどう取り入れて快適に暮らすか?という 間取りよりも「少し広い視点」が必要なのです。
もっと言えば、ご家族一人一人の個性や性質・考え方や感性を活かし、快適に暮らせる間取りを考え、そして、それを作り上げて暮らし始めたら、その快適さをどう維持するか?あるいはもっと快適に暮らすにはどう住まえばいいか?を視点に入れて考えると更に善いと思われます。
「西に黄色」とか「南の玄関には一対の置物を」とか、風水は 誰でも簡単に良い氣を家の中へと呼び込み、運気を上げたり、健康運をアップさせたりする事ができる身近な開運方法ですが、それをもっと強力に、より効果的に活用するには、より「視点」の広い取り入れ方をお勧めしたいと思うのです。
具体的に言えば、先ほどの「西には○○○」「南には○○○」といった、その場所場所のポイント的な活用方法は、視点でいうと「点」だと考えてください。
その「点」という視点を「線」につなげていくには、部屋ごとの「点」だけではない、家全体の「氣」の循環を考えた家相にする必要があります。
そして、家全体の家相を考えるという「線」だけではなく、さらにそれを「面」という立体的な考え方にすることで、本物の風水家相が出来上がるのです。
「線」から「面」への考え方とは、家全体の「氣」の流れを考えるという視点からさらに、家族一人一人の個性・性質・考え方・感覚を家相に取り入れるという事や、その土地・その場所の環境を考慮(日当たり具合や、風の入り方・吹き方、湿度やロケーションなど)し、そこで住まいという事を最大限楽しんで活かせる家を作る という考え方になります。
そして、家を作り上げたら終わりではなく、そこからがさらに重要で、「陽の氣」を良い状態で循環させ続け、末永く快適に住まうには、「掃除・片づけ」が最重要項目です。
汚れたり・片づけができていないと、たちまち「陰の氣」が立ち込め、運気も下降し、快適に暮らせなくなります。
ですから、「面」の考え方の中には、「いかに掃除・片づけがしやすい環境か」という事を盛り込む必要があり、収納の量や取り方(たくさんあればいいというものではありません)なども、よくよく考えてみる必要があるのです。
今日は、「風水」を最大限の活用方法で「家」に生かすかということについての「視点」をお話しました。
すでにお住まいの「家」についても、これから計画する「家」についても、できるだけ広い視点での風水を活用していただき、本当に快適な暮らしをお送りいただきたいと思います。
私どもでお手伝いできることがありましたら、是非 ご相談くださいませ。m(__)m
「収納」や「片づけ」につきましても、私方で「整理・収納アドバイザー」がおりますので、その部分に関心のある方も、またお気軽にお声掛けください。
快適に生活する為に必要な条件とは、何でしょう。
好みのスタイル。
ストレスのない動線。
プライベートとコミュニティーのバランス。
暑さや寒さ、湿度などの空気環境。
きれいに片付き、掃除された部屋。
欲を言えば、「氣」の流れの良い家相。
もっと欲を言えば、「氣」の流れの良い地相。
などなど・・・
たくさん条件はありますが
それらを総合的に考えて、どのような状態を指すかというと
「いい気分で暮らせる家」
という事になります。
いい気分で暮らすために必要な条件は、先程 何点かあげてみました。
外的な要因としては、そのような内容になると思うのですが、実は他に、内的な要因もあると思います。
内的な要因としてあげられる条件とは、どのようなものでしょうか。
それは、家族個人各自の「心のありよう」です。
特に家族構成の中で、この「内的要因」に大きな影響を与える人物はだれかと言うと・・・
「家の主」と「主婦」 です。
その人達の「気分」というもの、あるいは、その人達の「関係性」というものによって、家の中の雰囲気は、良くも悪くも 大きく変わります。
どんなに「地相や家相の良い家に住んでいても、どんなにストレスのない 見た目に立派な家に住んでいても、住む人の「気分=(氣)」がよくなければ、気分の良い快適な家には、ならないのです。
人が快適に暮らしていく為に、地相や家相は、とても重要です。
しかし、実はそれ以上に大事なのは、住む人(特に中心人物となる夫婦)の気分なのです。
言うまでもなく、夫婦関係の雰囲気がよろしければ、子供たちもさほど問題なく成長し、また、自分たちも成人した後、両親のような夫婦関係を築き、良い家族を作っていくと思いますが、逆の場合は、問題です。
「家相」を語る上で、家づくりが「人間関係」あるいは、「夫婦関係」がベースである以上、その点を重要項目として、お話する必要があると思います。
何か、良くない状況が 「家相」によって、改善される事はたくさんあります。
しかし、「家相」が人格を変えてくれるわけではありません。
あくまでも、「家相」は、環境作りであって、「人格を変えてくれるもの」ではないのです。
当たり前のようですが、基本的な個人の考え方や心のありようについて、へのアプローチが出来ない訳ではありませんが、非常に間接的で時間がかかります。
ですから、「家相」に依存するという考え方では、何も変わりませんので、注意が必要です。
個人の「心のありよう」を考え、穏やかに快適に暮らす為に大切なこと。
それは、自分自身を大切にし、相手を思いやる心をもつことではないでしょうか。
こう表記すると、すごく当たり前でシンプルな内容ですが、非常に深いと思います。
限られた時間だけの事なら、誰でもできる事でも、毎日の事となると 自我が出るのが人間です。
皆が何らかのストレスを抱え、あくせくと時間に追われる毎日。
だからこそ、「自分を大切に」することと「相手を思いやる心」は、重要項目になるのではないでしょうか。
例えば私達が「家相」に取り組む時、そのご家族の趣味や関係性に重要項目を置くのは、そういった内容があるからなのです。
単純に「良い家相」という外的要因だけを考えるなら、個性や関係性、趣味などは 聞く必要も知る必要もない事になります。
毎日を快適に暮らす・生きる為に、「家相」という外的要因とともに、ぜひ「内的要因」にも目を向けてみてください。
毎日「いい気分」で生きるために必要なことは何か?
ぜひ、実践してみてください。
前回は、「子供部屋」のお話でしたので、子供関連で私が最近、特に大切と思う事をコラムにしてみることにしました。
私は仕事上、個人的なセッションもしていますので、多くの方の悩み事・相談事をお伺いする機会があります。
その中で、個々の相談内容は勿論違っていますが、原因となっている根源が良く似ているのではないか?と思う事がしばしばあり、それこそが幼少期の親子関係からくるトラウマということなのです。
最近では「うつ」という病気についてもよく耳にするようになりましたし、聞いても特に驚くことはありませんね。
「うつ」といっても、症状は人それぞれで、状態もそれぞれですが、やはり私はこの「うつ」という症状も、考え方の癖からくるものではないかと思いますし、そこにはやはり「幼少期からの親子関係」が大きく起因しているように思えてなりません。
では、理想的な親子関係とは何か?
そもそも親と子とは、どういう関係であるべきなのか。
親から子に、子はまた成長し やがて親になり、そして次の世代へ・・・
人としてや、家としての考え方や生き方・社会的なルールや規範など たくさんのものを受け継ぎ、そして受け継いだものをまた伝えていきます。
それは時代や親の個性・感性により、多少変化しながらも脈々と受け継がれていきます。
その中でも私が特に注目しているのは、幼少期の親から子供への態度や言葉掛けなどの内容です。
本来の親子関係とは、自立した魂として成長していくまでの間に必要なサポートを子供に対して与えていく親と、そのサポートを受けながら、自分の思いを行動にあらわし、社会の中で責任ある成人として巣立って行く子供、という関係創りができる間柄ではないでしょうか。
自立・自立と言っても、子供には子供の個性や感性があり、その子のペースに添った、適切なサポートの仕方がある様に思います。
親が焦って、あまり早く手を放しすぎても、子供は返って不安になり よけいにしがみつこうとしますし、子供が十分にできる事でも、親が手出しをしすぎる事で 子供が自信を持つことができずにいたり・・・。
その子の様子を、じっと、ずっと見ていないと、子供のことは、わかりません。
「親」という字は 木の上で、立って見ている・・・と書くんだよといわれて、なるほどなあ〜と思いませんか?
本当に大切なのは、「子供を愛の目で見守る事」であり、必要なことだけサポートし、自力で出来たことを一緒に喜び、励ます。
時には思うようにいかず 落ち込んだり悲しんだりしている子供に寄り添い、心が癒えるまで見つめ、支えている。
私も子供を持つ母として、そんな「親」になりたいなと 心から思っています。
全ての親御さんに 決して、親の我を子供に押し付け、親の思うようにしなければ怒りをあらわにしたり、感情的になったりせず、自分と子供の違いを認めて、その子自身をちゃんと愛のまなざしで見ていることのできる親であってほしい・・・勿論自分も含めて そう、思います。
血のつながりはあっても「魂」は全く別人格です。
その子が何を思い、どう感じているのか?
自分とは違ったものさしで、自分とは違った感じ方で生きている子供を「ありのまま」受け止め、「ありのまま」を喜び、親としても一緒に成長していきましょう。
「愛」とは、相手を思う心です。
それは、相手の思うようにさせるということではありません。
相手の思いを想像したり、自分の思いを表現したり、そこに現れる「違い」を 一緒に考え乗り越えていく・・・
それを現実にする為には、コミニュケーション能力を鍛えるしかありません。
コミュニケーション能力は、主に 家庭内で養われるものですから、日頃から子供の話に耳を傾け、親としての考え方や意見を話し、それからまた子供の意見に耳を傾け話し合う。
そんな日常が、社会に出ても十分通用するコミュニケーション能力を養うはずです。
どんな気持も考えも、子供がその時の自分を表現できるよう、頭ごなしに怒ったり、感情的な言い方で罵倒したりは決してしないように 親も心のトレーニングが必要です。
そんな親に育てられた子供は、きっと自分を愛し、自分を信じられるし、人も愛せるし、信じられると思います。
そんな大人がたくさん増えれば、きっと世の中は明るくなることでしょう。
自分が親から十分な愛情あるサポートを受けられなかったとしても、必ず自分の子供を同じ犠牲者にしてはいけません。
子供をその被害から守り、自分自身も変わろうと努力することで、本来の自分を取り戻すことは十分可能です。
親子の関係を見直し、明るい未来につなげてください。
今回は、洗面・浴室について、お話したいと思います。
最近の住宅事情では、主に水周りは北西方位に配置される場合が多いように思います。
北西方位は家の主であるご主人の方位にあたりますので、そこに水周りが来る場合は、ご主人の全般運に影響を与えます。
また、注意事項や浄化方法などを下記にまとめていきたいと思いますので、ご参考になさってみてください。
洗面・浴室の環境整備は家族全員の健康面の運気上昇となる
(洗面)
朝起きて、まず向かう先は洗面所(トイレ)ではないでしょうか。
一日の始まりをスッキリ迎えるためには、トイレで出す作業を終えると 今度は顔や口を洗い清める事で、朝一番の良い氣が体に入る準備を整えることができます。
人によっては、その場でお化粧をしたり、髪を整えたり、着替えたりされることでしょう。朝からシャワーを浴びて体を目覚めさせるという方もいらっしゃると思います。
しかも、家族全員が同じ場所を共用する訳ですから、その場所が汚れないはずはありません。
水周りである以上、清潔が第一という基本は変わりません。
お掃除を効率的に簡単にするには、家族みんながそれぞれに、各自「使用したあとの後片づけをすぐに自分でする」という習慣を身に付けると良いでしょう。
顔や口を洗ったあとは、あまり汚れが見えなくても、サッとスポンジなどで洗面器を洗っておくなど、ご家庭内で家族のルールを作り、みんなで協力して運気向上に努めてください。
洗面所の注意事項は、特に髪の毛の処理です。
髪は(神)が宿るとも言われ、特に、その人の氣が宿るものであり、呪術でも人髪はよく使われるアイテムです。
髪を整えるなどした後、抜け落ちた髪の毛が洗面所には残りがちです。
抜けた髪は その人自身のぬけがらと言っても過言ではなく、汚れやすい場所に放置されたままある状態は、その人自身にも宜しくありませんし、見た目にも何だかその場所が汚れているような感じがして少し残念な印象を受けます。
ですから、各自、自分が朝の支度を終えて洗面所を出る前に、きちんと簡単に掃除し、髪の毛などが落ちていないかチェックして、素早く適切な処理場(ごみ箱など)へ処理することが良いと思います。
次の注意事項は、洗面所の鏡です。
鏡はラッキーアイテムで、良い運気を創りだすものです。それゆえ、いつもきれいにピカピカに磨き、汚れが付着したら すぐに拭き取っておいていただきたいと思います。
汚れた鏡で自分をうつし、その映像を見て「これが自分自身」というインプットを脳に焼き付けてはいけません。
きれいな鏡は、良い氣を生み、きれいな鏡に映ったきれいな自分の姿を 自分の脳に焼き付けて 今日一日をスタートさせて下さい!
あと、洗面器の近くにタオルかけが設置してあると思いますが、タオルの掛け方にも、ちゃんと意味があります。
なんとなく乱雑にタオルが掛けてあると、せっかくきれいに片付いた洗面所の印象も一変して 汚れた印象になってしまいます。
汚れか感じが、人からマイナスの氣を引き出し、マイナスの氣を生むもととなってしまうのです。
これもまた、家族が各自 自分の使い終わったタオルをきれいにタオルかけにかけて、すっきりした気持ちで出かける準備を致しましょう。
(浴室)
浴室は、一日の終わりに、体の汚れを洗い落す事で厄払いをし、できるだけゆっくりとお湯に浸かって体をあたためることにより、心の浄化・リラックスをすべく場所です。
ですから出来るだけ、忙しくてもシャワーだけで済ませずに、湯船に浸かり くつろぎながら今日一日を振り返り、良いこともそうでない事も、思い出して浄化して頂きたいと思います。
嫌なことがあった日や、心が前向きになりにくい時は、一掴みのお塩(できれば粗塩)を湯船に入れて 入浴してください。浄化をさらに手助けしてくれます。
最近は、リラクゼーションアイテムとして、入浴剤やアロマグッズなど豊富にありますので、その日の気分や状態に合わせて、入浴を楽しむ工夫をしてみてください。
やはりここも 家族全員の共用の場ですから、各自が協力して 毎日の自分の後片づけに励むようにしてみてください。
小さなお子様のおられるご家族も、幼いころから 出来るだけ自分の後片づけをさせる習慣づけを教育の一環としていただければ、早い時期からの自立を促し、個性を重視した責任ある人間作りの基礎となる様に思います。
浴室での注意事項は、なんといっても「溜め水、厳禁!」です。
昔の家ではよく 防火用水として、翌日の洗濯用水として、お風呂の残り湯を溜め水する習慣があったようですが、最近の家事情では、ほとんどのご家庭がユニットバスになり、洗濯も洗濯機からの自動取水となって 残り湯を溜め水するご家庭は少なくなったのではないかと思います。
中には、残り湯で洗濯をされる方もあろうかと思われますが、私としてはあまりお勧めいたしておりません。
なぜ 残り湯の溜め水が良くないかというと、水は運気的にはお金にまつわる重要なもの。もちろん私達が生きていく上では欠かせないものでもあります。
お風呂の残り湯は、私達の一日の汚れを取り、厄を落としたマイナスエネルギーが入った水ですから、きれいな水を溜めておく(動かない水の状態)のでもよろしくないのに、ましてや汚れた水を溜め水など、考えられない程 悪い氣を生む元となるのです。
残り湯洗濯は、お水の有効利用ではありますが、そういう意味では、衣服を洗ってきれいにしているはずが マイナスの運気を衣服に付着させる要因となり得ますので、風水的にはお勧めしないという事です。
最後の人が入浴し終えたら、今日一日の無事に感謝しつつ、汚れたマイナスの水をきれいさっぱりと洗い流し、安らかな安眠ができるようにと準備しましょう。
その他の注意事項は、水周り全般同様、鏡や金属類はピカピカに、できるだけ清潔を保ち、特に湿気がある場所ですから換気に気を配る事でしょう。
換気しにくい所なら、一日中 換気扇を回しておくのも良いでしょう。
湿気はカビを招きやすいので、アレルギー疾患のある方やお子さんなどは、特に注意が必要です。
以上が大体の内容になります。
洗面・浴室は、家族全員が 一日の始まりと一日の終わりに、お世話になる場所です。
神聖な場所と意識して、感謝を込めて使いたいものですね。
そこまでの意識が日常のなかで持続できなくても、みんなが気持よく使えるように、家族といえども、いや、家族だからこそ、次の人のことを考えて きれいに後片付けして出たいですね。
水周りは、金運と直結していると前述いたしましたが、これは実にダイレクトに現実になって表れてきます!
勿論、金運だけでなく 健康面や精神面など 多方面に影響を与えますので、是非 ご家庭でも実行なさってみてくださいませ。
毎日の事なので、正直 面倒くさくなることもあるし、調子が悪くてできない時もあると思います。
少々、できない日があったとしても、心配は禁物ですよ。
過ぎたるは及ばざるがごとし。 何事も、程ほどがいちばんですから、病気で寝込んでいるときにまで、掃除ができていないと更に気に病んでみたり、少しくらい思うようにきれいにできない時があったとしても、できるときにやればいいんですから、自分を追い詰めすぎたり 責めたりはしない様にして下さいね。
心配は、人の心にマイナスの氣を植え付けます。
ですから、何事も 適度に適当にいい(良い)加減に、と心掛けてください(笑)。
感謝
(玄関編)
今回は玄関についてのワンポイントアドバイスです。
「玄関」とはまさに すべてのものの入口です。プラスの氣(陽の氣)もマイナスの氣(陰の氣)も、すべては玄関から入ってきます。どちら方位の玄関か?ということで入ってくる「氣」の違いがあるのは言うまでもなくですが、今回は どの方位についても共通に言える内容を表したいと思います。
まず第一は「清潔」であること。
入口が汚れていては、せっかく入ってきた陽の氣も活かせません。 「類は友を呼ぶ」という法則と同じく、「陽は陽を呼び、陰は陰を集める」なのです。
どの方位であっても、まずは清潔であることを心掛けてください。
第二に「靴をたくさん並べない」こと。
靴はどうしても、汚れや臭いを持っています。できるだけ、脱いだあとは風に十分当てて乾燥させ、すぐに汚れを落とすなどの日常的なお手入れをしておけば、靴も長持ちし、陽の氣を発します。そして、靴は玄関の床に並べず、できるだけ収納して見えないスペースに保存してください。シューズクローゼットなどがあれば、尚良いです。どうしても日常的に床に並べる場合は、人数分までと考えてください。
汚れた玄関に汚れた靴が沢山並んでいては、せっかく良い方位に玄関があっても陰の氣が陰の氣を集めるような玄関となり、家全体の運気を落としかねませんので 要注意です。
第三に「レジャー用品を玄関に置かない」こと。
ゴルフ道具・釣り竿・ローラーボードなどのレジャー用品は、できるだけ見える状態で玄関に置かない様にしましょう。玄関とはすべてを迎え入れる場所。家族であれ、お客様であれ、誰にとっても気持ち良い空間にしたいものです。趣味やレジャー用品は、倉庫や収納場所にきちんと仕舞い、スペースがスッキリとすることを心掛けてください。
そして最後に陽の氣を呼ぶアイテムをご紹介しましょう。
まずは 音の出るもの(ドアベル・風鈴など)心地よい音色は陽の氣を呼びます。
そして 鏡も浄化アイテムです。 向ける方位もありますが、おもには入って正面を避け、左右のいずれか(それぞれ意味はちがいます)に設置。
大きさは、あまり大き過ぎず、幅30センチ前後・高さ60センチ前後位が目安です。形は八角形が良いですが、楕円形や長方形でも問題はありません。
水槽も お金にまつわるラッキーアイテムですが、必ず清潔な水で循環していることが条件となります。停滞したり留まっている水は 濁りや腐りを起こし、陰の氣を生み逆効果となってしまいますので要注意です。
以上が、どの方位の玄関であっても、今すぐできる風水浄化方法の例です。
目に見えない風水パワーで、陽の氣をたくさん取り入れた家にして、家族みんなさんの運気が向上しますように、お祈りいたしております!
*このコーナーで取り上げてもらいたいという内容や、風水についての知りたい情報を、メールにて受付させて頂いております。(お問い合わせのコーナーへ)
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